From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

このところの相場において金利が大きな影響を与えています。

当然、株価と金利は表裏一体で双方に影響しあうものですが

これほどまでに金利の存在が騒がれるのは珍しいですね。

特に米金利が0.05%上昇するとダウやS&Pそして

その前にハイテク株のナスダックが大きく下げます。

そしてその影響はダウの子分でもある日経平均に

大きくのしかかってきます。

日経平均自体は何とか頑張りたいのですが、

いかんせん米国の金利が邪魔をして上がれない現状です。

なぜ金利が上がると株価の邪魔になるかはまた別の

機会にするとして、やはり相場においては”不確実”を

毛嫌いする傾向にあります。

不確実というか見通しが悪いと株価にとっては

マイナス要因です。よくスケジュールによっては

「見極めたい」なんてワードが使われますが

これも見通しが悪いから見極めたいんでしょうね。

では、その見通しや不確実性をどこで見るかですが

それがFedWatchなんですね。

けっこうメジャーな指標になってきましたが

この見方をご存知ない方が意外と多いので

今回取り上げてみました…


FedWatch(フェド・ウォッチ)
https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html


こちらのサイトになります。

ほんとに昔はこんな便利なサイトなんてなくて

あちこちのサイトから自分で集計しないといけなかったんですが

なんと便利な世の中になったものなんでしょう。

こちらのサイトを2~3クリックするだけで

今後の見通しの良し悪しがすぐにわかってしまうんですね~。

こちらのサイトは市場参加者が今後のFOMCで

どれくらいの金利になるのかのアンケートです。

そしてその時々の情勢によって数字の偏りが変わります。

ですから、けっこう頻繁に確認する必要があるのですが

見方はとてもシンプルです。

向こう3回の会合、もしくは年間での金利の見通しが

大勢かばらけるのか、これだけをチェックすればいいのです。

金利が何%になるかなんかはどうでもよくて、

どこかの数字が大勢を占めていれば見通しは良いとなります。

逆に予測の数字がばらけている場合は見通しが悪いと見ます。

見通しが良ければ株価の方向がわかるのでそっち側にエントリー。

見通しが悪い時はポジションは小さめに!

どうです、とてもシンプルなルールでしょう!

当然こればかりではありませんが、この便利なサイト

使わない手はないですよね。

ぜひ日ごろの投資判断にお役に立ててくださいね(^^♪