From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

毎週日曜日の午前はボクシングジムに行きます。

本来、日曜日はお休みなのですが、

会長のご厚意によりジムを使わせてもらって、

日ごろはあまりできない実戦形式のみの練習を

させてもらっています。つまり、本当に当てるんですね。

やはりボクシングは寸止めでやっていても

実戦的な感覚は培われて行きません。

強くなれないんです。

ボクシングの試合に出場したいメンバーが

集まるのですが、私が当然ながら年長者で、

他のメンバーは20代の若者が多いです。

見ておりますと、若いというのはやはり羨ましいです。

吸収も早いですし、やる気と希望に満ちていて

何より体力があるのが羨ましいです。

ボクシング経験はまだ浅いのですが、

動いて動いて、吸収していくんですよね。

私ら年寄りは体力の残量を考えながら

動かなくてはいけないので、悲しいです。。。

さて、そんな若者たちですが、若さの特権も

ありますが、若気の至りなんてのもあります。

パンチを1発もらうと頭にか―っと来てしまって、

やり返してやろうとして、逆にまたもらっちゃんですね。

いやゆる返り討ちってやつですね。

では、どうしてパンチをもらっちゃうかというと…


当ててやろうとして守りが浅くなるからです。


この野郎モードで相手に向かっていくので、

ディフェンスがおろそかになってるんですね。

それでそこに穴ができて、返り討ちに会うんです。

ボクサーの誰かが言っておりましたが、

怒りは視野を狭くする、です。

ボクシングの話しばかりしてきましたが

同じことはトレードに言えます。

損失が出ると、くそっとなってしまって

損を取り返そうと、またエントリーしてしまいます。

ある意味、かーっとなっていますから、

エントリ―に際に何かを見落としていることが多いです。

そうです、怒りが視野を狭くしてるんです。

トレードがうまくいかない時もあります。

そして、それが続くときもあります。

そんな時は、かーっとなってすぐに

取り返してやろうなんて考えずに

いったんポジションをフラットにしてみる

くらいの余裕が欲しいですね。

賢くうまいボクサーは1発もらっても

かーっとせずにクールなまま試合を続けます。

そして、最後に勝ちます。

冷静に試合をしたほうが勝つんです。

我々もいつもクールにクールに行きたいものです。

相場はこうした、かーっとなってる人たちの

集まりですから、勝ちたいのであれば

クールに、クールに参りましょう(^^♪