From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

最近つくづく思うのですが、相場って

自分の思ってた方向にはいかないもんですね。。。

毎週末に来週の相場展望って動画出しといて

何を無責任なこと言ってるんだとお叱りを

受けそうですが、やはり相場ってのは上がる下がるの

確立までは出せるんですが、絶対的に予想するのは

無理で確率や可能性の低かった方向にすごい勢いで

行っちゃうことがよくあります。

というより反対に行くことの方がよくあるんですよね~

前回のメルマガで、起きたことよりどう対処するかの

方がとても大事だと書きましたがこういった時の

対処法によってもずいぶんと変わってくるように思います。

まず思ってた方向と願ってた方向でずいぶんとでは

ずいぶんとニュアンスが変わってくるんです…

思ってた方向というのは相場観からあらかたの動きと

可能性などから推し量ってた方向なのですが、

願っていた方向とはすでにポジションを持っていて

利益とは反対の方向に行ってしまうことです。

当然ながら誰でもが自分のポジションの方向に

値が動いてほしいと思うものです。

ところがご安心ください!


株価は願っていない方向に動く生き物なんです。


買いポジションを持つと、上がってくれ!

上がってくれ!とまさに這えば立て立てば歩めの親心に

なるのですが、、、株価はじり、じりと下がっていきます。

そのじりじり下がっていく株価を固唾をのみながら見ていると

真綿で首を絞められるというか、息が苦しいというか

いてもたってもいられない状況になります。

頭皮にもじわりと汗をかきながら、これ毛根にも悪いんだよな

なんてそんなときに限ってどうでもいいこと思ったりして…(笑)

私もこういった経験はいままで嫌というほどしてきました。

じりじりと反対方向に動いていくチャートを息苦しい中

パソコンの前でじっと見て、他のことが手につかなくなって

さらに反対に行く動きを見てサワーっとなって

そこにいても仕方ないのにそこから動くことができなくって

見ててもしんどいだけなのになぜかそこにいたい…

もうほんとにわけのわからない心理になりますよね。

こうなってしまうとほぼ末期症状です。

こうなる前に対処、行動を起こしておきましょう。

まず株価は願ってない方向に行きたがると断定しておきましょう。

なついてないネコを同じです。おいでおいでと言っても

なかなか近寄らず、こっちが寄ろうとするとサッと逃げる。

株価もまさしくこのなついてないネコと同じです。

そしてこの願ってない方向に動いている。

これはまぎれもない現実に起きてる事実です。

この事実はどうやってもひっくり返せません。

どんな事実が起きたではなく、どう対処するかで

その後の流れが変わってきます。

反対に動いて株価をパソコンの前に拘束されて

真綿で首を絞められながら見続けますか?

それとも決めてたルールに従って、さっとロスカットして

希望をもって次の銘柄を探しに行きますか?

どっちの方がよりよい時間を送れると思いますか?

トレードはあくまで私たちの人生のわき役です。

主人公である私たちが苦しまない行動を選びましょう(^^♪