From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

トレーダーさんってどんな生活してるんですか?

たまに聞かれることがあります。

もうずっとこのライフスタイルのなので

当たり前になってしまっていて、

なんて答えていいのかわからなくなります。

うーん、と考えてみるとトレーダーの仕事って

いたってシンプルなんですよね。

銘柄を探して吟味して最終的な決断をする。

言ってみればこれくらいのことです。

まとめてみると驚くほどシンプルな作業内容

なのですが、実はもう一つ付け加えることで

爆発的に数字があがる作業があるんです。

聞いてみると「あーはいはい」っていう方

多いと思うんですが実際にやってる人って

少ないような気がします。

ですので今回敢えて書かせてもらいました。

その付け加えるもう一つの作業は何かというと…


それは候補銘柄を再度検証することです!


実際に買ったり売ったりしなかった候補銘柄の

その後の動きを検証することです。

自分の損益に関わったトレードは誰もが検証します。

損切りになると、なぜ損が出たのか検証しますし、

利益が出たチャートは何度も惚れ惚れとして見たりします(笑)

ですが一番効果絶大なのは実際に売買しなかった

『候補銘柄』たちのその後の検証です。

銘柄をざっと探したときにまずは候補銘柄を

見つけてきて、その後絞り込んで、検討し

実際に買ったり売ったりします。

ですから実際に買ったり売ったりしたのは

苦労して見つけてきた候補銘柄の中の

ほんの一握りなんですね。

しかし、勉強のタネはいたるところにあるもので

実際に売買した銘柄よりもそれ以外の候補銘柄たちの方が

今後の銘柄探しのヒントになることが多いんです。

ですからせっかく苦労しても見つけてきた

いい勉強になるネタを時期が過ぎたからと言って

さっさと捨ててしまっては勿体ないと思うんです。

以前は私も売買しなかった候補銘柄は新しい

銘柄を見つけてきたら上書きしてさっさと捨てていました。

時間の無駄だと思っていたからです。

ところがある日何気なく見返してみると

その後の展開を含めてなんと勉強になることか!

「なるほど一旦下に割ってから上か!」

「ストップ高の動きは3日前から出てたな~」

とかですね。。。

株価の歩みというかチャートの展開の未来予想図を

描くのにすごくいい経験値が得られるんです。

ふとそんなことに気が付いてからは見つけてきた

候補銘柄は時期が過ぎても必ず一通りは

チャートとその後の展開を確認するようにしています。

一見ゴミの山と思えるところにも成長につながる

宝が眠っていることもあるものです。

前向きに行きましょう!とはいい言葉とされています。

しかし、トレードやチャート、銘柄探しに関しては

後ろ向きな一面が効果を発揮することも多いようですね(^^♪