From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

9月から10月に月が替わりになりましたね。

月が変わると気分も新鮮です。

よーし、今月もがんばるぞーとか、

中には、今月“こそ”はがんばるぞーと

という方もいらっしゃるかとは思いますが(^^;

やはり株式投資などもひとつの仕事として考えるなら

当然に目標を立てるのはいいことです。

しかし、今月こそは〇〇万円とるぞ!と意気込むのは

少し問題があるのではと近頃思ったりするんです。

ダイエットなどで今月は何キロ痩せるぞ!ってのは

すごくいい目標設定で実現的なのですが、

株式投資において今月は〇〇万円とるぞというのは

あまり実現的ではないように思うのです。

そして、こういった『目標設定の仕方』というのは

ある意味、危険も含んでいるような気もします。

その理由とは何かと申しますと…


株式投資の利益はあくまで結果に過ぎないからです!


株で利益を上がるのは本人の努力や研鑽も当然ながら

地合いによる影響がとても多いからです。

りんご農家の方が、よーし今年はりんごを〇〇個作るぞ!

といっても残念ながら気候不順だったとするならば

どんなにがんばっても目標は達成されませんよね。

株も同じでトレーダーがどんなに頑張っても地合いが

悪ければ思うようにはできません。

我々には天気と相場はどうすることもできませんからね。

ですので、目標で〇〇万円とるぞという目標設定は

個人の努力だけでは達成が難しいのではと思います。

ですので、株で目標を立てるのであれば


〇〇万円とれるような“行動”を目標にすべきです。


毎週末に候補銘柄を絞り込むとか、

日々、その候補銘柄の成り行きや動向を監視する、

毎朝、NYからの戻りを見て相場観を作る

などなど『ご自分が絶対的に可能な範囲』を

目標に設定すべきだと思います。

そして立てた目標は絶対に達成する!

その先に結果として欲しかった〇〇万円が手に入ってくる。

そういうものではないかなと最近思うのです。

もちろん、毎月の希望額を持つのはとてもいいことです。

でもそれを目標にしてしまうと要らぬプレッシャーに

なってしまったり損切りのルールを守れなかったりと

逆効果になってしまうこともあります。

トレーダーとして当たり前のことを日々の目標にしてみましょう。

そして、その目標を完遂することだけに集中してみましょう。

欲しかった〇〇万円はその先に待っているような

そんな気がいたしませんか(^^♪