この男を見たら生き残りだと思え

 

おはようございます。カブックス神戸大阪名古屋校講師の河端です。


相場もなんとなくレンジの様相、硬直状態になりつつありますね。

あまりパッとしない相場なので、

本日は気分転換に少し変わった配信を

したいと思います。

ほんの少し前、テレビを見ていたら、

テレビで中曽根康弘元総理大臣がテレビに出ていた。

白寿を祝う会、阿部総理も出席していた

99歳、憲法改正論者、実行力のある政治家として、

政治家としての賛否はいろいろあるが、元総理大臣

現在も政治活動をしている。

そのときふと「あっそういえば・・。」

と思ったことを書きたいと思います。


昔、私が介護職をしている時代、

デイサービスにはおじいちゃんたちが来ていた。

まだ出来たばかりで、やりたい放題のデイサービスだったが・・(笑)

男性のデイサービスを作りたいというコンセプトから

割とおじいちゃんたちが多かった。

やはり女性と違い男性は他の人との

コミュニケーションが、なかなか難しい

そんな中でしたが、

昔のおじいちゃんたちは礼儀正しく、

口下手だが心暖かい方が多かった


あまり他の人と話をしないおじいちゃんたちだが

初めてきた人としゃべるネタは

「終戦の時どこおった??」だった。


おじいちゃんたちの青春は戦争で苦労した。

私のデイサービスにいたおじいちゃんも

大陸で戦い、シベリアに引っ張られて

大変苦労したとのこと


私も昨年ガダルカナルに行ったためか、

よくそういう話を思いだしたりした。


ただ、デイサービスのおじいちゃんたちに

共通したことがあった。

皆さん「旧日本陸軍」所属なのである。

旧日本海軍のおじいちゃんはいなかった。

見たことがない・・。

理由がある。

日本海軍は全滅しているからである。

あの戦争で主だった海軍の指揮官,将校,下士官

末端の兵隊まで、ほとんどが全滅してしまった。


わたしもデイサービスでは見たことがない。


当時日本海軍は陸軍よりも理数に強く、

知的で教養のあるインテリジェンスな人たちという括り

であったようだが。

元日本海軍出身の方は本当に見たことがない

しかしたった一人テレビで見ることができる

男がいる


中曽根康弘さん

 

この男、おそらくテレビでみる

『最後の日本海軍の生き残りである!!』


中曽根さんは実際アメリカ海軍と海戦もしている。

戦闘経験のある旧日本海軍でテレビで見れるのは

もうこの人しかいないんじゃないか??

終戦時は海軍主計

数年前「永遠のゼロ」という映画があったが、

あの設定は10年前の設定だったが

その中にこんなセリフがある

「あと10年もしたら私たち、戦争を経験した世代はいなくなる」


あーもう本当に居なくなってしまう日も近いだろう

中曽根さんもまだお元気で、憲法改正に尽力している・・。

 

なんといっても口調がはっきりしている.

持っている政治哲学も健在である。

しかしもすぐ100歳・・。テレビでその姿が

見れるのも、限られているかもしれない。

 

そんな視点でテレビを見るのも少々感慨深いものがある・・。