おはようございます!名古屋校の杉原です。

今年も残すところ一週間を切りました。みなさんいかがでしたでしょうか。

今年は想定もしていないような事が起きて、いろいろありましたが、

来年はできるだけ今まであった日常にできるだけ戻っていくことを願うばかりです。

さて、本日は株式投資に触れていると~株という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、

2種類の~株について、少しお話ししたいと思います。

株式相場というのは、大きな視点で見た場合、景気に先行して価格が上がったり下がったりしていきますが、

実はその景気に左右されやすい株とそうでない株があることはご存知でしょうか。

聞いた事がある方もいると思いますが、それを株式投資の世界では景気敏感株とディフェンシブ株といいます。

その景気敏感株とディフェンシブ株のそれぞれの特徴を簡単に挙げてみたいと思います。

まず、景気敏感株というのは国内の景気によって業績が大きく変化する銘柄のことをいいます。

これをシクリカル株ともいったりします。そして、ディフェンシブ株というのは国内の景気によって業績が

あまり変化しない銘柄のことをいいます。これを内需株ともいったりします。

説明すると景気敏感株とディフェンシブ株の特徴は景気やイベントや材料に対して、

その株に与える影響が大きいか小さいかの違いになります。

そして、これは相場によって投資家達の行動が変わっていきます。

お分かりかと思いますが相場がリスクオンになれば景気敏感株が物色されやすいですし、

リスクオフになればディフェンシブ株が物色されやすくなります。一般的にはこういわれています。

なぜ、影響が大きいか小さいかは今回は詳しい説明はしませんが、このようなことを頭において

株の取引きをしていくのも必要かと思います。

例えば景気が悪化するような発表やイベントがあった場合に、ディフェンシブ株が値下がりが少ないのは

景気が悪くなっても業績が景気に左右されにくい銘柄に資金を移しておこうという市場の心理が働くからです。

なので株価の値動きの背景には業績に対する思惑があるというのは、売買のひとつポイントになるでしょう。

大切なのは市場にトレンドの方向感がでた時は、どんな相場であろうと資金流入が見込める銘柄に

乗っていくことで効率よく資金を増やしていくことができます。

こういった視点を持つことも必要かと思います。

少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。