From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

先日YouTubeでこんなコメントをもらいました。

「プロのくせにわからないとは何事だ!」

来週の相場展望というタイトルの中で

こりゃ後1~2手見ないとわからないですね。

と解説したのですがそれに対しての

お怒り(?)のコメントでした。

そりゃ視聴者さん側からすれば何らかの

ヒントがないかと観てみたら、わかりません

では腹が立つのかもしれません。

また肩書に「プロ」なんてついてたら

なおさらかもしれませんし、私自体も

期待して観た動画で結論がなかったら

同じようにガッカリしていたかもしれません。

しかしですね、いくら経験があって

いくら御高名な肩書があったとしてもですね…


わからんものはわからんのです。


もう1つ付け加えると、

わからん時はわからんのです。

プロ野球の解説者でもあっても、

この先どう動くか全くわかりませんね。

とよく言いますよね。どちからかを有利と

言っていてもひっくり返されることは多いですよね。

相場もまったく野球と同じで私もその

解説者と同じなんです。

わからんもの、わからん時はわからんのです。

これは運用資金が1兆円預かってるプロ中のプロの

ファンドマネージャーでも同じです。

わからんもの、わからん時はわからんのです。

本当にわからない時、読めない時、もしくは

自分の範疇を超える展開になったら

彼らはどうするかと言うと、

ポジションを一旦フラットにするそうです。

こうやってプロ中のプロは、わからないことを認め

資金を安全圏に逃がし、わかる展開になるまで

待つそうです。これが百戦錬磨のプロたちの

判断と行動と立ち回り方なんですね。

ですから我々もわからないのにわかった顔して

エントリーしていくようなリスクの高いことは

やらないようにしましょう。

わからないことは恥ではありません。

わかった顔して大損するのが恥です。

自分の範疇を超えたら勇気をもって

わかりませんと言えるようでいたいですね(^^♪