おはようございます!名古屋校の杉原です。


今日は株価の値段の単位について少しお話ししたいと思います。

『そんなこと知ってるよ!』って思われるかもしれませんが、改めて

確認の意味も含めてご紹介します。

株をはじめたばかりの方は気になったことがあるかも知れませんが、

色々な銘柄を見ていくと株価というものは全てが1円単位という訳ではなく、

その株の値段によって値段の単位が異なってきます。

それを『呼び値』とか『刻み値』といいます。

まずは全てではありませんが、基本の呼び値になりますが、株価3,000円以下の

銘柄は1円刻みで上下します。

株価が3,000円を超えてくると5円刻みで上下します。

3,005円の次は3,010円となります。また、株価が5,000円を超えてくると

10円刻みで上下します。5,010円、5,020円と10円単位で刻みます。

そして、授業でも聞いたと思いますが、この刻み方の事を『ティック』といいます。

ただし、例外があって東証に上場している銘柄の中で時価総額や流動性が高いものばかりを集めた

『TOPIX100』を構成する100の銘柄には10銭単位の刻み値の付いた刻み値が使われてます。

このように呼び値は刻まれていますが値段によって刻む値段が違いがあることが、わかったと思います。

ここでひとつポイントをお伝えしますと銘柄を売買する際に呼び値が変わるポイントが近い場合、

少し気にしておくと良いです。なぜかというと例えば売買しようとするその銘柄が3,000円で

買って1ティック動いた場合ですが下れば呼び値は1円の2,999円になりますが、上がった場合は

3,005円となります。お気づきの方もいると思いますが、買い目線の投資家の心理からすると

1ティックあたりの効率が上がる為、3,000円以下で買い注文が入りやすくなる傾向があります。

※必ずではありません。当然ですが仕掛けの1つの要素とお考え下さい。

仕掛ける際に気にしてみるといいかもしれません。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。