From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

今はシーズンではないのですが野球中継を

見ているとこんなシーンがよくあります。

バッターが打って、ボールが外野の間を抜ける。

いわゆる長打コースってやつなんですが、

一塁ベースを回って二塁ベースも回って三塁へ

アウトかセーフかとても微妙なタイミング…

ところが外野からいい送球が送られて

あえなく三塁でタッチアウト。。。

息詰まる野球の一番いいところなのですが、

見ている側からすると…

「二塁で止まってればよかったのに~」となります。

もちろんバッター本人が一番凹んでると思いますが

それ以上に見てる方もガッカリしますね。

ではどうしてバッターは無謀とも思える

走塁をしてしまったのでしょうか。。。

ここに人間心理、強いてはトレードの心理が働いているんですよ。

その無謀とも思えるのに走ってしまった心理とは…


それは人間が根本的に持っている“色気”です。


言い換えてみれば“欲”とでも言うんですかね。

やっぱり人間ってどっかで、ええかっこしたいんですよ。

球場のお客さんにカッコイイとこ見せたいんですよ。

大きな声援もらってヒーローになって

お立ち台でインタビュー受けたいんですよ。

それを望んで少し無理をしてタッチアウトに

なっちゃう悲しい生き物なんですよ、人間って。。。

これはプロ野球選手に限ったことではなくて

トレーダーも同じです。

だいたい大損をしたときはエントリーで

この“ええかっこしい”の心理が働いています。

「ここでうまく乗れれば爆益だ…」

だいたい爆益が狙えるってことは

紙一重で爆損のリスクもあるんですけどね(笑)

ほいでもって損を清算して我に返って(いわゆる賢者タイム)

「あ~よく考えたら無謀だったな。。。」

「やっぱりやめとけばよかったな。。。」

となるわけです。

どうしてもそのトレード全体を見渡せずに

獲れた時の利益、爆益に気持ちが行ってるんですね。

つまり余計な“色気”を出してしまったんです。

小さな利益を狙うなら“色気”も出ませんし、

冷静で熱くもなりません。

ですが爆益を予測させるチャンスに出会うと

人はどうしても獲れたときの自分を想像して

ええかっこしたくなるんですよね。

ですからチャートなんかを見ていて

ここは絶好の入りどころだな、こんなチャンスを

見逃してはいけないと、まるで誰かに背中を

押されているように感じるときは

今自分はええかっこしようしていないかな、とか

色気を出してきているんじゃないかな、と

一旦引いて考えてみてほしんです。

時間は一方通行、出た損失は後戻りできません。

目の前にチャンスが来たときは一旦立ち止まって

自分の感情も冷静に見る習慣をつけたいものですね(^^♪