おはようございます。

カブックスの秋葉です。

 

先日、ある生徒さんから、

「一日中、パソコンの前に座って株価をずっと見てしまう」

朝9時からチャートを見続け、

気が付いたら15時になってしまう毎日だそうです。

それで、お金が減ってしまって、

自分が何をしたいのかわからない・・

ご家族も呆れているご様子でした。

 

ですがご本人はそんなに深刻な悩みということはなく、

「どうやったら勝てるのか?」

「何を聞いたら勝てるのか?」

「板読みは?チャートは?証券会社は?」

「勝ち方を知りたい!」

 

色々考えてしまい、頭の中も忙しそうです。

『簡単に数分、短時間で儲かる』という呪文と、

『過去に1回でも大勝ちした記憶』の狭間で、

桃源郷を探していました。

株価が自分の思う通りに短時間で急上昇したら、

競馬やパチンコなどで勝った時と同様の高揚感を得られる、

いわゆる依存症の入口にも思えます。

 

上手くいかない時、

中毒になりかけた時、

株価が気になって毎日仕方がない時、

 

思い切って手持ちの株を売却したら、

相場をチェックしない日を数日作ってみてはどうでしょうか?

とにかく株や経済に関する情報も極力見ないこと。

ブログもサイトも新聞も全てです。

どうしても株を買わないと(参戦していないと)不安になってしまう場合、

一切断ち切る時間も必要だと思います。

 

私も過去に毎日株価が気になって仕方無い日がありました。

ですが、トレードしなくても、私たちは自由ですし、

自分でやる・やらないの選択が出来ます。

しばらく時間(数日~1カ月単位で)を置いて、

チャートを見ると、落ち着いて気分もゼロからリセットされ、

取り組めると思います。

 

もし、トレードしない日が不安であれば、

ポジポジ病にならないように、

まずは冷却期間を置いてみてください。

(簡単に儲かる話も絶対に近寄らないようにご注意を)

これからに人生を実り多いものにするべく、

株式投資を自分の生活に上手く取り入れてみてくださいね。