From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

12月も二十日を過ぎていよいよ

今年も終わりですねといった雰囲気。

主たる相場参加者である海外勢は

ホリデーシーズンで日本の相場は

閑散としてきておりますね。

出来高も連日2兆円割れと、なんだか

寒々しさも覚えてしまいますね。

年末になると株価の上がる年末ラリーを

期待する声も多いのですが、

このところの相場を見ていると

さすがに今年は無理かもしれません。

さて今年は特に白けた感じの日本相場ですが

こんな相場の時の注意点について

今回はお話をさせていただきます。

まずは市場参加者が減ることで出来高の

減少に注意をしましょう。

出来高が減ると何が危ないかと言いますと

ちょっとした材料やサプライズなどで

株価が大きく動くということです。

言ってみればジャスダックやマザーズの

銘柄の板を想像してもらうといいのですが

板がスカスカの状態ですとちょっとした

まとまった注文が入ると一気に株価が動きます。

年末の相場はいつもなら出来高の多い銘柄でも

新興市場銘柄と同じ状態の時もあります。

マザーズなどでは板の薄い銘柄を狙って

意図的にプレーヤーを引き入れて、

かっさらっていく輩のような人もいます。

年末の閑散とした相場では特に出回るそうなので

出来高少や動いてない銘柄には特にご注意を!

また主たるプレーヤーでもある海外勢が

いないということはプレーヤーがいつもとは

動かしている人たちがいつもと違うということです。

麻雀と同じでプレーヤーが変わると場も変わります。

いつもならかなりの高い確率で上がるチャートでも

逆に下がってしまうケースも多くなる可能性もあります。

反対に行ってもいいように建玉にはご注意を!

お正月休みになって日中に時間ができたので

大好きなトレードをやるぞ!という方も多いのがこの時期。

年末相場はいつもとは違うんだぞとご自分に

じゅうぶんに言い聞かせてご参加お願いします(^^♪