From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

「あの人は天才だからやっぱりセンスいいよね」

といった言葉をいう人がたまにいます。

天才、センスがいいいといわれると

郡を抜いているようなイメージがあり

同じ意味合いのように聞こえます。

しかし、この2つは実は別物なんです。

これはあくまで私藤井の理論ですが、

何事も成しえたりある高みに到達するには

潜在的ではなく後天的に学ぶ必要があります。

虎やライオンだって狩りの方法は

親から教わるものです。

天才とはこの後天的に誰かに教えて

もらわないとできないことが

誰からも教わっていないのにできてしまう

これが天才と呼ばれるものなのです。

ではセンスがいいとはどいうことでしょう。

それは、練習して経験して

そこから学び、検証、修正して上手になっていく

これがセンスがいいということなのだと

私は思っています。

言ってみれば学習能力みたいなものです。

同じミスをなるべく繰り返さないように

検証し、努力し、自分を変えていって

成果につなげていく。

そして次なる高みに上っていく。

これが継続的にできる人をセンスがいい

というのではないかと私は思っています。

ボクシングの練習生などを見ていると

思うのですが、毎回同じパンチをもらうとか

やり方に工夫がないとか

自分のダメなスタイルをどうしても変えれない

とかいったボクサーは将来性がないなと

センスがないなと私なんかは思ってしまいます。

冷たい言葉に思われるかもしれませんが

なんの反省もなく同じことを繰り返し

時間は経っているのにまったくの

進化、成長が見られない…

これって、イコール、センスがないなと

思ってしまうんですね。

大きく変わらなくていいんです。

あっあいつちょっと考えてんな。

努力の片鱗が出てきてんじゃないの。

こういったことが垣間見えるだけで

センスがいい方に分類されるわけです。

こんな大口をたたくと、

じゃあ藤井、お前はどうなんだよ?

と突っ込まれそうで怖いのですが(笑)

まあ何にしろ人が成長していくのは

天賦の才ではなく、センスなんだなと思います。

いつも考えているかどうか、

考えて行動しているかどうか、

経験から学んだかどうか、

なのではないでしょうか。

これはトレードも同じなんですよね。

銘柄の選択にミスはなかったか…

その銘柄は今の相場に合っていたか…

入りどころはどうだったか…

などなど、相場や自分のトレードから

学んでいけるようになりたいものです。

最近、トレードがうまくいかない…

私には才能がないのかな…

と思った時に思い出してほしいです。

トレードの天才なんて元々誰もいません。

センスのいい人が勝ち続けれるんです。

センスは検証、努力、実行そして検証です。

1年前と変化、進化できていますか?

相場は変化していますよ。

変化、進化のヒントはあなたの“経験”の中に

あります。

トレードに天賦の才なんて必要ありません。

誰だってトレードは勝てるようになるという

真実を忘れないでいっしょにがんばりましょう(^^♪