From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

どうも、今年の春からNHKの朝ドラにはまってる藤井です。

よく朝ドラは時計代わりにつけっぱなしにされる方が多い

とよく聞いていたのですがなんとなくわかりますね。。。

私の場合は朝ドラを観たいので8時までにランニングや

身支度を終わらせる。それで観終わったら仕事の準備に入る。

そういった日々のリズムを作るのにも役立っております。

今やってるドラマは「舞い上がれ」です。病弱で控えめな性格の

ヒロインが飛ぶことに夢を抱き飛行機を作るほうに

難局を乗り越えながら進んでいく心あたたまるドラマとなっています。

主人公舞ちゃんのお父さんのお仕事は東大阪市のねじ工場の社長。

小さな工場ですからきりもりも大変で奥さんも手伝うほどです。

そんな工場に取引先から突如の取引停止の連絡が入ります。

理由は一応ねじとしては使えるがたまに小さな傷が入っていたりする。

これまではまあいいかでやってきたが海外の安いところもあるので

取引をやめたいとのこと。。。これまでの長いお付き合いじゃないですか

と社長は取引継続を懇願しますが、たまに傷があったりまた

値引きに応じられないならもうこれ以上は無理だと断られます。

たまに傷はあってもねじとして問題ないならいいじゃない…

そのまま今までのように取引してあげればいいのに…

なんて私なんかは思ってしまったんですが、みなさんはどうでしょうか?

さてさて「別にそれくらいいいんじゃないの」って言葉。

実はこの言葉ってトレードに関してはとても危険なんですよ…


だって小さな傷が時間が経つと大きな傷になるからです。


最初はまったく問題なく思える小さな傷でも、時間が経つと

どんどんと傷口が広がっていって致命的な傷になったりします。

「まあこれくらいないいか、大丈夫だよね」

人のいい方でしたらこう言って先にすすめてしまうでしょう。

しかし、時が進むにつれて経年劣化も進み、最初は小さく

問題もなかった傷が徐々に大きくなり、致命傷なったりします。

賠償などを考えた場合、金額や対応の手間などを考えると

経営者としてはそのリスクは極限まで減らしたいものです。

また過去にそんな経験がある経営者なら小さな傷は二度と

見過ごしたりしないでしょうし、見過ごしてはいけないのです。

トレードも同じでチャートを探して、さてエントリーとなったとき

「まあこれくらいないいか、大丈夫だよね」ってことを

ついついやってしまいます。

「ちょっとMAが下向きだけど、まあいいか~」とか

「一目が邪魔しそうだけど前回は関係なかったしな~」

ってな具合で70点くらいのチャートでGoサインを出してしまいます。

しかし、見逃した、もしくは見過ごした『小さな傷』が

スウィングで持ち越しているうちに致命傷になります。

長期投資の銘柄であれば財務状況や近年の売上の推移など

事細かに調べて買っていくはずなのにスウィングの場合は

結構、見方が甘くなるケースが多いです。

いくらスウィングでも小さな傷は見落とさず、妥協しない

100万点の銘柄選びをしていきたいものですね。

さあ今日もがんばりましょう、朝ドラのヒロインのように(^^♪