From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

私のプロ野球好きな友人はいつも観戦しながら

こんな風にこれからの展開を予測します。

「この後3者連続ホームランで一気に同点だ!」とか

「明日からは10連勝で一気に首位奪還だ!」など…

まあ何が起こってもおかしくない世界ですので

ないにしもあらずですが、こういった“奇跡”ってのは

まさに10年に一回くらいしか起こりません。

そんなこと期待するなとは言いませんが

やっぱり実現しなかった分はがっかりしたりします。

こんな風に他人の行動は冷静に判断して

そんなことは起こらないと言えたりするのですが

人間とは身勝手なもので自分がその立場にいると

“奇跡”を願ったりしちゃってます。

相場で例えるとこんなときですね…

上がると思って買ったのですがずるずると下げる展開。

本来ならロスカットで逃げるべきを放置してしまい

後は戻ってくるのを祈るだけ。。。

こうなってしまうとやはり祈るのは“奇跡”です。

自分でも気づかないうちに“奇跡”を願ったりします。

「明日からダウも上昇に転じて株価は戻る!」とか

「決算発表で起死回生のストップ高だ!」など。。。

相場とはなついていない猫のようなもので

おいでと言えば離れていきます。

願えば願うほど反対方向に動いていきます。

薄笑みを浮かべながら…

願いもむなしく含み損はさらに大きくなるばかり。。。

相場とはこんなもんなんですね。

株を勉強した時にロスカットは絶対だとわかっていても

なかなかするりとできる人はいませんし、

これまでの経験が逆に邪魔したりしてピンチに陥ります。

ロスカットでなくても相場の急な暴落などで

ピンチになることも珍しくありません。

そんな時はどうか“奇跡”を期待せず現実的な

範囲で被害を最小限に抑えることから考えていきましょう。

大逆転は気持ちのいいものですが“奇跡”はそれほど

簡単にまた頻繁には起こりません。

10点差を何とか3点差にまで戻して今回は逃げる

現実的な計画を持ち、負けを認めて、被害を何とか

最小限に抑えられる名指揮官になれるよう頑張りましょう。

期待と現実のギャップを埋めれない人はもともと投資には

向いていないと誰かが言ってたような気もしますしね。

奇跡的ではなく現実的なプランを立てましょう(^^♪