From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

株は買って上がるのを待て!

との株の格言があります。

株を買ったら早く上がれ、上がれと

せっかちにならずに時とともに待ちなさい。

どんないい銘柄だってすぐに上がるものではなく

そこには日柄や時間が必要なのだよ。

というありがたい教えです。

この教えには私も何度も助けられました。

ほんとうに素晴らしい教えなのですが、

この教えには少しだけ補足が必要だと思います。

それは何かと申しますと、

上がるのを待つのは当然に大事として…


買う前に下がるのを待て!


と私としては補足させていただきたいです。

株価とはどんなにいい銘柄であったとしても

上がったものはどこかで下がってきます。

まるで投げたボールのように放物線を描いて。

相場には重力があるなんていう人もいます。

ってことは、わざわざ高いところで買わなくても

ある程度下がってきて安いところで買えば、

待つ時間も短くて済みますよね。

とても簡単なお話です。

ところがいがいとそれができないのが

我々人間なんですよね、、、。

悲しいかな…(笑)

特に今のような日本の相場がまさにそうです。

菅首相辞任から日経平均は大きく上がりました。

買い玉を前から持っていれば売り時を探すだけですが、

手ぶらですと「この上昇に乗り遅れては…汗」と

勢いにつられて買ってしまいます。

そして、気が付けば高値つかみで含み損。

その後は含み損の処理にあくせくします。

相場とは駆け引きだという人もいます。

もう一つ言うと、相場の前に

自分との駆け引き必要なのかもしれませんね(^^♪