おはようございます!名古屋校の杉原です。

8月の終わりですが、まだまだ、残暑が厳しい日が続いています。

もう少し気温が下がってくれると過ごしやすくうれしいのですが。

秋が来るのが少し待ち遠しいです。

さて、日本の相場は力こそありませんが、緩やかに上昇していますね!

生徒さんからもいくつか利益の報告を頂きうれしく感じています。

今日は株価の値段の単位について少しお話ししたいと思います。

『そんなこと知ってるよ!』って思われるかもしれませんが、改めて

確認の意味も含めてお伝えします。

株をはじめたばかりの方は気になったことがあるかも知れませんが、

色々な銘柄を見ていくと株価というものは全てが1円単位という訳ではなく、

その株の値段によって値段の単位が違っています。

その単位のことを『呼び値』とか『刻み値』といいます。

まずは全てではありませんが、基本の呼び値になりますが、

株価3,000円以下の銘柄は1円刻みで上下します。

株価が3,000円を超えてくると5円刻みで上下します。

3,005円の次は3,010円となります。また、株価が5,000円を超えてくると

10円刻みで上下します。5,010円、5,020円と10円単位で刻みます。

そして、授業でも聞いたと思いますが、この刻み方の事を『ティック』といいます。

ただし、例外があって東証に上場している銘柄の中で時価総額や流動性が高いものばかりを集めた

『TOPIX100』を構成する100の銘柄には10銭単位の刻み値の付いた刻み値が使われてます。

このように呼び値は刻まれていますが値段によって刻む値段に違いがあることが、わかったと思います。

ここでひとつポイントをお伝えしますと銘柄を売買する際に呼び値が変わるポイントが近い場合、

変わった後に株価の勢いが出やすくなるポイントになったりする場合があります。

なぜかというと例えば売買しようとするその銘柄が3,000円で

買って1ティック動いた場合ですが下れば呼び値は1円の2,999円になりますが、上がった場合は

3,005円となります。これでわかる方もいると思いますが、買い目線の投資家の心理からすると

1ティックあたりの値動きの効率が上がる為、3,000円以下で買い注文が入りやすくなる傾向があります。

※必ずではありません。当然ですが仕掛けの1つの要素とお考え下さい。

今後、株にエントリーする際に、そういった境目の株であれば、少し確認してみるといいかもしれませんね。

上昇する勢いがつく場合があります。

少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。