おはようございます!名古屋校の杉原です。

先日、生徒さんからこんなご質問がありましたので、内容をシェアしたいと思います。

『株以外にFXや先物等の取引がありますが株式投資の特徴ってなんですか?』という内容でした。

株式投資の特徴は、大まかに、まず、銘柄が多い事です。そして、注文の情報を表す板があります。

そして取引の記録を示す出来高を見ることができます。また、銘柄ごとの業績もわかりやすく

情報開示されています。これが他の取引と違う大きな特徴になります。

簡単に言うと株の特徴を生かしてトレードしている人は株式投資を好んでトレードしているかと思います。

例えば板読みをしている人は、株でないとチャンスを見出すことができないですし、

出来高分析にウエイトを置いている人であれば、株ではないと分析が上手くいかないでしょう。

そして、これもいい特徴と私は思いますが銘柄の数が多いということです。

銘柄の数が多いということはお宝が見つかる可能性がそれだけ多いということです。

つまり、銘柄選定の段階で既にけっこうな勝敗が分かれているケースがあって、いい銘柄をいい時期に

見つけられた時点で勝ちということも往々にしてあります。ということは、一部の手法を除いては銘柄を

探し出す力やどの銘柄を選択するのか?という銘柄の監視と選定が勝負になり、これらが得意な人は当然、

有利になります。

株で勝つ人の多くはやはり銘柄を監視する力、銘柄のチャンスに気づく力が大切かと私は思います。

もちろん、基本的な原理原則がことがわかっているという大前提がなければ、銘柄のチャンスには気づきようも

ありませんが。また、株には企業の情報を読み解くファンダメンタルズ分析というのがあります。

これも特徴のひとつになります。

少しFXの話にはなりますが、通貨は、経済政策やその国の強弱、そして政治などと密接な関係です。

ですので、私たち一般の人間には海外事情を知らないことが多く、もっというとそれらを事前に

知っていたとしても、結局、円安、円高どちらに動くのか?いつ動くのか?は、わかることができないです。

私はFXの取り扱いがより難しいと思います。もし、わかっていても市場がどう捉えるかで、

上がるか下がるかは変わります。

また、私は株のファンダメンタルズ分析というのは、その銘柄の将来、時期は分かりませんが、

やはりあるべき適正株価に近づいていく気がします。

このように株には板があり、出来高もあり、業種など広く多くて、業績等の情報開示されており透明性も高く、

銘柄の数も多いという、チャンスに溢れていると私は考えます。少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。