なぜトレード記録を残したほうがいいのか?
PUBLISHED: 2022.06.28
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PUBLISHED: 2022.06.28
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From:藤井百七郎
名古屋自宅のオフィスより、、、
トレーダーの多くの方が売買記録、つまりご自身の
トレード記録を残してられるはずです。
いつ、どの銘柄を、いくらで買って、いくらで売って、
利益とパーセンテージはいくらだったかなどですね。
人によっては買った理由も付け加えてトレード日誌の
ようにされてる方もいるようです。
あまりマメではなかった私もトレードするようになってからは
欠かさず漏らさず、ずっと記録を残しております。
トレード記録は別に自分で残さなくても証券会社に
ログインすれば確認することができます。
しかし、記録は自分で残したほうが絶対にいいと
私も先輩から教えてもらいましたし、自分でもそう思います。
なぜでしょうか…
小学校の頃に日記はつけなさいと教わったからでしょうか…
それともたまにうまくいったトレードをブランデーを片手に
ほくそ笑みながら眺めるためでしょうか…
いいえ、そこにはとても大切なことがあるからです!
何がそんなに大切かと申しますと…
人の記憶は勘違いが多いからです。
人間とロボットの大きな違い、それはイメージと数字です。
ロボットは所詮はロボットなのできっちりとした
数字でしか覚えてませんし、判断ができません。
でも我々人間は数字も覚えますが、どちらかというと
そうした数字よりも漠然としたイメージで記憶してしまいます。
いい例が上向きの移動平均線を抜けたら買いかなと
我々人間は判断できるのですが、ロボットにはその判断ができず
「移動平均線抜けたら買え」と指示しても、移動平均線は
絵、つまりイメージ的なものであるのでできないのです。
ですから抜けたら買いの指示をするには一旦数字に置き換えて
人間が支持、入力をしないとロボットは動けないんですね。
こういったことが記録や記憶の残し方に違いが出てきて
ロボットはきっちりと数字やパーセンテージで記録しているのですが
人間は「あの時の勝利は痛快だったな~」「気持ちよかった!」など
漠然としてイメージに置き換えて記憶しちゃってるんです。
つまり実際の数字より勘違いが多い状態で記憶しちゃってるんです。
この勘違いの記憶が現在の自分の感情に影響を与えて
あなたの大事なトレードコンピューターに狂いを生じさせます。
たとえば「今月はうまくいかねーな~。先月はスイスイ行けたのに…」
なんて思っちゃうことはありませんか?
ところが先月の記録をよく見てみると結果はプラスでオーライでしたが
月の真ん中あたりは意外と苦戦を強いられていたなんてことがあります。
月末がプラスになってたことで「先月はスムーズだった」と
勘違いした記憶にすり替えられてしまっていたんですね。
ですから勘違いされていない数字で残された
“正しい記録”を改めて確認すると今の状況が正しく認識できて
適切な判断につながっていくわけです。
我々人間はとかく勘違いをしやすい生き物です。
それも自分の都合のいいように勘違いをします。
ヒーローになりたいがためミスのことは忘れて
いいとこだけを記憶に残して、さらに美化しちゃったりします。
ですから、いいところばかりではなく格好悪い部分も
きちんと正しい記録として残すことでトレードコンピューターが
正常に働いでよい判断、行動ができ、今後の利益を
最大限にしていくことができるのです。
もしまだトレード記録を付けていない方は今日から実践を!
そしてつけてる方は折に触れて振り返るようにお願いします(^^♪
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