おはようございます!名古屋校の杉原です。

今週は各地で降雪がありましたね!まだまだ、冬ですね。。。

さて、先日、生徒さんとお話をしていたら、こんな質問がありました。

メディアなどで企業のニュース報道がある時に時々、時価総額って言葉を聞きますが、

それは何ですか?という質問でした。

本日は、このあたりのお話しをしたいと思います。

まず、株式投資と時価総額とはどういった関係があるのか?という事について

触れてみたいと思います。

そもそも時価総額は、企業の規模的な大きさを表す重要な指標になります。

時価総額は計算式で算出されています。計算式は次の通りです。

時価総額 = 株価 × 発行済み株式数

では時価総額が大きいと一般的に言われる有利な点ですが、

企業買収の対象になりにくいという点です。

テレビ等でも時々、企業買収のニュースが出たりしますが、

この時価総額の大きさが大きければ大きいほど買収しにくくなります。

理由は買収側にも予算というものがありますので、

あまりにも買収価格が高額になると手を出しにくくなるのです。

また、時価総額が高いというのは対外的にも信用の度合いを測る数値のひとつになります。

という事は資金集めが時価総額が少ない企業よりも容易になりますし、

集めやすいということは、更に時価総額が大きくなるという利点もあります。

株式投資に繋がる話をしますと資金を集めやすい企業ということは、

そういう企業を投資対象とする投資家も増えることになります。

その為、その銘柄の流動性が高まることを期待する投資家も当然います。

こういう事を聞いたことがあるかもしれませんが、

『時価総額が大きい企業に投資した方がいい!』と話す人もいます。

その理由のひとつは時価総額が伸びている企業は株価の上昇や

発行済株式数の増加が続いている企業であり、

将来の成長が期待できる企業といえるため、投資対象として魅力的と言われたりします。

もちろん時価総額が大きい企業は倒産のリスクも小さく、

投資をはじめたばかりの人には比較的安定した投資先と言えます。

まず、個別銘柄への投資をはじめるのであれば、時価総額が大きく、

信頼度も高い企業の銘柄から取引をはじめるべきでしょう。

流動性も十分にあるため、損切りをしたくなったとしても、

すぐに売却できる可能性も高くなります。

また、全てではないですが、値動きもゆったりした銘柄も多いため、

落ち着いて投資することができます。

ただし、相場環境によって変わることはありますので、ご注意ください。


少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。