From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

年に何回かは金融市場において異常な動きをします。

これは株式市場においてだけではなくて

時には原油であったり債券市場(金利)や

ゴールドなんてもの時に急騰や急落をして

その他の金融市場に影響を及ぼしたりします。

私たちは日本の株式をメインに売買していますが

日本株以外の金融商品にも注意を持っていなければ

いけません。なぜなら日本株以外の市場が

日本株、強いては個別株に影響を与えるからです。

20年ほど前はチャートにはすべて織り込まれている

といった神話的な手法も横行していましたが

今現在では通用しないのではと思っています。

金融商品にもいろいろと種類がありますが

代表的なものとして私はFXにも気を配っています。

なぜ株式トレーダーなのにFXを見てるかというと…


FXは株式にも影響を与えることがあるからです。


私は毎朝、起きるとベッドの中で眠気覚ましとして

NYの結果と合わせて必ず為替の動きもチェックします。

ドル円、ユーロ円、ポンド円、オージー円それからユーロドル…

ざっと一通りチャートをチェックします。

特段にFX取引をしているのわけではないのですが

これらのチャートを見ると今世界のどの地域の力が

強いのかがわかります。

たとえばユーロドルのチャートが下がってるとなると

ユーロが弱く、ドルが強いことがわかります。

経済的な理由や景気の動向や地政学的な事情などからです。

それでユーロが弱いなとなるとユーロ圏がメインの企業、

たとえばマツダなんてのはちとダメかななんて感じで

連想ゲームをしていくわけです。

それでマツダのチャートを見てどこか売りのポイントは

ないかな、なんてなるわけです。

いがいとこんなところからいいチャートが見つかったり

することもあるんですよ。

金融市場はひとつの投資商品だけでなく必ずつながっています。

風が吹いたら桶屋が儲かるみたいにね。

ですから日本株専門のトレーダーであっても世界的な

動向や情勢、その他の金融市場にも目を向ける必要があります。

すべてにおいて精通するのは難しいことですが

興味をもって接していくのは楽しいことです。

投資をやってくならどうせ一生勉強するわけですからね(^^♪