おはようございます!名古屋校の杉原です。

今週の後半から梅雨前線の接近によって、あまりパッとしない天気が続いていますね。

もう7月に入ったので、そろそろ梅雨明けになるのでしょうか。夏が少し待ち遠しいです。

さて、本日はテーマ株についてお話したいと思います。

まず、多くの個人投資家が好んで投資対象としている株のひとつがテーマ株になります。

その理由のひとつに短期間に株価が大きく上昇するというのが魅力として挙げられることです。

しかし、この魅力の反対には短期間に大きな損失を出してしまうこともあるということを覚えておかなければなりません。

それでは、テーマ株と上手に付き合う方法というのはあるのでしょうか。それは当然あります。

世間によくある情報源等でも、見たことがあるかと思いますが、注目のテーマに関連する銘柄!!のようなタイトルです。

こういったタイトルが付けられるという事は世間の個人投資家の人たちの関心度が高いという事がいえます。

では、こうしたテーマ株の特徴ですが、ひとつ株価の値動きが速いということがあります。

銘柄によっては短期間に株価が2倍、3倍になったり時には10倍以上に上昇することもあります。

通常の銘柄であれば、短い期間で株価が何倍にも上昇することは殆どありません。

しかし、こうしたテーマ株の値動きの波にうまく乗ることができれば、短期間で大きな利益を得ることが可能となります。

私もそうですが、多くの投資家は、やはり短期間で大きく利益を得たい。という志向は強いと思います。当たり前ですよね。

そういった点から考えても投資家にとって、テーマ株は良き投資対象のひとつということになります。

ただし、忘れてはいけないのがテーマ株には当然ですが大きなリスクもあります。先程いいましたが株価の値動きが速いため、

株価が値下がりする時あれば、短期間に急落することもあるという点も抑えておかなくてはいけないポイントのひとつになります。

それともうひとつリスクをあげるとその企業の足元の業績が伴っていない場合があるため、長期的なスパンで株価をみると

株価上昇の持続性に乏しい場合があるという事です。

株価が短期間に上昇しているテーマ株を四季報等で業績のチェックをすると、そういった場合があります。

では、なぜ企業の足元の業績が良くないのに株価が大きく上昇する事があるのでしょうか。

それは将来その会社の業績が良くなるであろう。といった投資家達の期待と思惑に対して株価が反応しているからになります。

期待や思惑による株価の上昇は、一過性のブームのようなものである場合が多いため、長くは続かないことが多いです。

ブームが終わってしまうとその後、株価が天井をつけ、大きく値下がりしてしまうことがほとんどです。

そのため、株価が大きく上昇した後に適切ではないタイミングでテーマ株を取引きし、

逆に損失を出してしまう投資家がいるという事を覚えておきましょう。

今後、テーマ株を取引する時に心掛けておきたいのが、テーマ株というのは買い時と売り時の見極めが非常に重要になるということです。


少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。