大勝ちした後に損しやすくなる理由とは
PUBLISHED: 2017.08.11
TAGS:
PUBLISHED: 2017.08.11
TAGS:
こんにちは。
株の学校カブックス名古屋校の竹重です。
先日、授業の際、
「株で大きく勝つと、その後大きく負けて、結局トントンになってしまいます」
というご相談を受けました。
大きな利益を出すと、気が大きくなってしまうのか、
チャートの分析が甘くなったり、
売買ポイントが甘くなってしまったこと、
皆さんもおありではないでしょうか。
実は、心理学の世界では、
「いいことをしたり、物事が上手くいった後には、
善悪の判断基準が甘くなってしまう」傾向があるといわれています。
例えば、頑張って節約をして、
一か月である程度のお金が浮いたとします。
そのあと、「自分へのご褒美」として、
おいしいものを食べてしまった結果、結局貯めたお金の大半を使ってしまう、
といったことがあげられます。
うまくいったことがあると、自分の衝動や感覚、経験などを信用しがちになり、
その結果、次の判断が甘くなってしまうのです。
このことを、心理学用語で、「モラル・ライセンシング」といいます。
株式トレードで、この罠に陥ってしまうと、
完璧なトレードをしたものの、次のトレードで利益を失う……。
といったことにもなりかねません。
一回一回のトレードは、それぞれ別物だと意識し、
心理の罠に陥らないようにしましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
© 2018 オービー, Inc.
コメントを入力する