From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

今、新しいトレード法を検証しています。

名づけるなら『ロングスウィング』と私は呼んでます。

今年の5~8月はとてもやりづらい相場でした。

やりづらいというのはスウィングにとってです。

1~2週間くらいの保持を目的とする

スウィングでは目先の相場のトレンドが

ある程度出てもらわないと利が乗りにくいです。

無風状態では凧が上がりにくいようなものですね。

トレンドがないならトレンドに関係ない銘柄を

選んでエントリーという手もあるのですが、

それにしても相場自体に資金が入ってないとかに

なるとその手法にも厳しいものがあります。

さらに今年などはシーンとした状態から

突如に忘れたころにドスンやドカーンがあり

夜のNY次第では思いがけない展開に

巻き込まれてしまうことも多かったです。

そんな時にとある方のYouTubeでこんな

発言を聞いて、そうだ!と思いつきました。

そのYouTubeの方はビットコインなどの暗号資産を

トレードされてる方なのですが、彼はこう呼んで

おられました。


「安眠ポジション」


ビットコインなどは株に比べて値動きが大きく

ポジション次第によっては夜も寝られないのですが、

その方は、なるべく安いところに下がるのを待って

買い拾っていく、または買い下がるやり方をしていました。

平均的に安いコストでポジションを持っているので

多少大きく値が動いたとしても買値を割ることがないので

枕を高くして安心して眠れるのだ、ということでした。

逆に買値より下がって行った場合は、さらに買いのチャンスと

して、買い増しをしていくとのことでした。

この枕を高くして眠れる「安眠ポジション」は

私の願っているトレード法でもありました。

トレードデビューの人たちは資金を回転させて

増やしていくことが第一目的ですが、ある程度の資金に

なってきたら、資金の余裕とともに精神の余裕も

持つべきだと私は考えていたからです。

かといって、長期投資はどうしても見立てを間違うと

大切な資金が眠ってしまうリスクがあるので、

何かその中間的なトレード法はないかしらん。。。

と考えていたのですが、このYouTubeの方の言葉を

聞いて、ピーンと一休さんのように思いついたのです。

名付けて「ロングスウィング」!

今回は少し長くなってしまったので詳しくは次回の

ブログでご紹介させていただきますが、概要は

ざっとこんな感じです。

・チャートですごく安値圏、またら売られすぎを探す

・その銘柄を四季報や株探などで調べる

テクニカル分析は株価の需給を、

ファンダメンタル分析は会社の実力を

それぞれ調べる分析法なのですが、簡単に言うと


「実力のある売られすぎの銘柄を安い時に

 比較的のんびり長く持つ予定で仕込む」


といった感じです。

特に決算発表シーズンや今回のように日経平均が

大きく下げた時に仕込みのチャンスがやってきます。

私の好きな著書「市場は間違える(阿部修平)」も

ありましたが、自分的には踏襲しているつもりです。

次回、動画でお伝えできればと思いますので

どうぞお楽しみに(^^♪