From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、


私はラーメンが大好きで街でよさげな

店を見つけると入ってみます。

特にとんこつこってり系が好きです。

もう年なのであまりこってり系はやめたほうが

いいのですが、さらっとした醤油ラーメンより

店主と戦ってる気がするこってり系が好きなんです(^^;


先日、よさげな店を見つけたので入ってみました。

家系のこってり系で期待大です。

ところが、食券を買う券売機の前で

私はフリーズしてしまいました。。。


メニューがすごく多いのです…(汗)


こっちは味玉入りで、こっちは海苔増量

から揚げが入ってるのと、入ってないの…

味噌かとんこつか、ラーメンかつけめんか…

まぜそばなんてものあったりとかして

メニューが多すぎてどれにしていいのか

決まらないのです。

おすすめはこれ!なんて書いててくれれば

それにするのですがどれも同じ感じです。

そうこうしてるうちに、後ろに人が並んで来て

焦ってきます。

結局、適当に押して食券を買いました。

ラーメンが来て食べてみるとそれなりに

おいしかったのでよかったのですが、隣の方の

ラーメンをみるとそっちのほうがおいしそうです。

しまった、こっちにすればよかった…

なんて思えてきて、ちょっとがっかりな気分でした。。。


やっぱりあれこれいっぱいあるのはダメなんですね。


選択肢が多いのはいいことなのですが

後悔にもつながりやすいです。

メニューの多い居酒屋は売上が低いなんて

データもあるくらいです。

メニューを増やせばたくさん注文が入って

売上が上がると考えてしまうのですが、

逆にお客が迷ってしまって、注文しないことが

多いからだそうです。


株式投資においても似たようなことがあります。


あれこれとテクニカル指標を勉強して

便利な指標をチャート画面にいっぱいならべて

よーしこれで完璧だ!

と意気揚々と相場に乗り込むのですが

敢え無く完敗というケースもあるようです。

テクニカル指標をあれこれと見てるうちに

判断にぶれや迷いがでてしまったからです。

テクニカル指標はすべての指標が同じ方向に

向くことはありません。

どれかが上と言っていても、ほかのどれかが

逆の数値を示していたりします。

先読みをしてくれる便利な指標も多いですが

便利なものほど外れるのも事実です。

優れたトレーダーほど驚くほどシンプルな

指標だけで売買しているのも事実です。

テクニカル分析は移動平均線にはじまって

移動平均線に終わるなんていう言葉もあります。

株を勉強すること、テクニカル分析を学ぶことは

すごくいいことなのですが、

実際にトレードしていく中で自分にあったもの

自分が自信を持てる指標だけに絞っていって

いけるといいですね。

余計なものはそぎ落として必要最低限な

指標だけにしていけるといいですね。


相場にはちょくちょく不測の事態が起こります。

たくさん指標があるとそれらを見てるうちに

どんどん事態は悪い方に進んでいきます。

そんなときにシンプルな指標だけで売買できていれば

瞬時の判断ができるのでしょうね。