おはようございます!名古屋校の杉原です。

いよいよ自民党の総裁選が告示されましたね。いろいろ言われていますが、どなたが選出されるのでしょうか。

いろいろ意見もあると思いますが国民の関心も高い話題ですので結果は気になるところですね。

今以上に日本がいい方向に進むことができる人が選出されるといいですね。

さて、本日ですがトレードと感情についてお話したいと思います。

トレードにおいて、自分自身に生まれる感情というのは以前にもお話しましたが恐怖心と欲が関係しています。

このふたつの感情のコントロールが大切になります。私は生徒さんに何度かお伝えしたことがありますが、

相場というのは人生において大切な勉強ができる。また、大切なことを教えてくれるといっております。

人間というのは、恐怖と欲によって感情が翻弄されやすくなり、感情の生き物になります。

なので感情に対して行動するということが言えます。その行動を起こす根源が恐怖と欲になります。

これは相場においても同じことが言えます。相場が下がってしまった場合、損をしたくないという恐怖心と、

利益を出したいという欲で形成されています。それをひとつ表したものがチャートとなります。

いろいろな人の感情が集まって売買されて価格が変動するものが相場なので、人の恐怖や欲の度合いによって相場が

どのように動くかが変化します。

一般的によくいわれるのが相場の恐怖について表す指数をVIX指数というもので表されています。

これは、株式市場に参加している人の恐怖を数値化したものになります。

相場の値動きが乱高下する時、つまり、ボラティリティが大きくなる時は人に恐怖心を与えます。

こういう場合にはVIX指数が変動します。

これを見て人々の恐怖の度合いを知ることで、相場の一旦の底などがわかる場合があります。

例えば相場が暴落する時に人は恐怖を感じて、保有しているポジションを解消したいという心理が働きます。

資金が減る危険を感じて自己防衛が働き、ポジションを手放して損失の拡大を防ぎたいという欲や相場に生き残りたいという

恐怖心から、一旦の底で売ってしまう投資家の行動があります。

この現象がよく耳にすると思いますがセリングクライマックスといい、売りの最終といいます。

売りが売りを呼び一時的な急落でピークをつけた後、相場は反転上昇していき、結果、多くの投資家が大底で売ってしまう

現象になります。これと反対に、相場の天井近くで買う人が多いのも同じようなことがいえます。

それは上昇する相場中にポジションを持っていない場合、トレンドに置いていかれたくない心理がが働き、

相場に置いて行かれる恐怖と上昇に乗りたいという欲から、わざわざ高値で買ってしまうのです。

要するに恐怖心と欲に支配されたトレードをすると、天井で買って、大底で売ることになります。

相場というのは恐怖心と欲で動く人がいるので、昔からそうやって相場で損をする人が多く、

利益を出す人が少ないという構図になってしまうという事実があります。

また、自分には投資の才能がないと思う人が多いですが、それは大きな間違いです。

投資に必要なのは才能ではないと私は思っています。

正しい知識をつけ多くの相場を見て経験を踏まえることで 感情的な投資行動するのではなく、

機械的な投資行動をとっていくことが必要になります。


少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。