おはようございます。

カブックスの秋葉です。

昨日までの台風10号は、九州四国中国地方にかけて大変な被害出ました。

被災地では感染対策で定員を減らしたことによって、

満員となった避難所があったそうです。

難しいかもしれないですが「定員」と「安全」両面が両立されながら、

一日も早く通常の生活が戻れるよう願っています。

 

投資をする上で、よく陥ってしまう特徴として、

「結果偏向」と、「直近偏向」という傾向があります。

今日はその傾向(考え方がかたよっていること)

について考えてみたいと思います。

 

もしトレードをして「利益が出た」「損失が出た」と、

結果は自分の口座に明確に現れるのですが、

利益=良かった判断

損失=悪かった判断

と結果によって判定することを「結果偏向」といいます。

合理的で正しい判断をしても、

株式投資は思わぬことに巻き込まれて、

株価は思いもよらない結果になってしまうことがあります。

反対に正しいことをアプローチしたとしても、

負けトレードになってしまったり。

何度も負けてしまうと、自信を失ってしまい、

今まで信じていたトレード手法にまで否定してしまいます。

 

また、「直近偏向」という言葉は、

新しいデータと経験に重きをおくそうです。

『最近の取引き>数カ月前の取引き』

を天秤にかけると、

直近の取引き結果を見て、

直近が悪い結果だと自分の手法に疑念を抱くようです。

 

せっかく有効な投資手法やタイミングであったとしても、

取引をする上で自分に影響を与えてしまう上記2つの偏向は、

成長するための障害となってしまいます。

人は直近の結果に振り回されてしまい、

正しい判断や分析が冷静に出来なくなることがあります。

直近に受けた損失であったとしても、

過去のトレード手法と比較して冷静に検証してみてください。

今週も頑張っていきましょう!