From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

さて今回は株で食べていくための

マインドセットの4回目です。

今回のテーマは、、、

「予備策を作っておけ!」です。

もうご存知のことでしょうが、

株式投資において絶対はありません。

絶対に上がる株、絶対にうまくいくトレード、

そんなものは地球が滅んでもでてきません。

ですからプロたちは買いだけでなく

ヘッジで空売りなんかも織り交ぜて

ポジションを持っていくわけです。

絶対ってものはありませんが、

ある程度経験を積んでいくと

起きるであろういくつかのパターンは

予測できるようになってきます。

こうなったらこうなるよね。

みたいなものですね。

こういった未来予測を予測できる

範囲でいくつ持っているかで

いろんな事が起きる相場の中でも

利益を上げながら生きていけるんです。

これがシナリオを戦略、予備策

強いては相場観といったものにつながります。

予備策で思い出されるのが

福岡ダイエーホークスの強さです。

ホークスは2年連続でセリーグの覇者

ジャイアンツを全く寄せ付けない強さで

完璧なまでに圧倒しました。

このホークスの強さは何かというと

控え選手の層の厚さなんですね。

出てくる選手、出てくる選手がみんな

レベルが高いんです。

どこのチームでもレギュラー選手は

当然レベルが高いのですが、

ケガや疲労などで離脱した時に

戦力がガタンと落ちてしまったりします。

でもホークスは長いシーズンを戦うために

レギュラーが離脱しても戦力が落ちないように

予備策として若手選手の育成にお金と

システムを作っていつも備えているんですね。

キャッチャーがいなくなっても

同じレベルの予備の選手をたくさん

予備で確保、育成してるので

年間を通して強く、短期決戦でも勝てるんです。

トレーダーなら誰でも先行きや相場観を

持って臨んでいると思いますが、

予測が外れた時の予備策をいかに事前に

用意しておくかで事態がおきた時に

冷静に対処できていけるようになります。

世の中にはたまたま株で儲かったという

人もいますが、株で食べて行こうと思うなら

やはり用意周到な戦略と予備策が

必要になってくるのではないでしょうか(^^♪