From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

こんなご経験はないでしょうか。

先週末になんとなく持ち越した銘柄を

週があけてからもなんとなく持ち続けて

空いた時間になんとく見ていたら

なんとなく動いていないな~なんて思っていたら

突然になんとも言えないくらいに暴落して

手の付けられない状態になってしまった。

そしてまた塩漬けコレクションがひとつ増えた。。。

まあ相場は生き物で絶えず稼働しているので

突然の出来事や材料で予定が変わることもあるのですが

得てしてこういったケースの原因は相場ではなく

あなた自身にあることが多いんですね。

ではどうしてこんなことになってしまったんでしょう。

原因について考えてみたいと思います。

なぜこんなことになってしまったのか…


それは暖機運転してなかったからです!


多くの方はお休みが土日です。

そして土日は相場もお休みです。

せっかくのお休みだから平日の相場の緊張から

頭を開放してお休みモードになっています。

たった2日なのでまた月曜日にチャートなど見れば

すぐに頭が戻るだろうと考えてしまうのですが

このたったの2日という落とし穴が危険なのです。

たったの2日なんですが、意外と頭は建玉のことを

すっかりと忘れてしまっているもんなんです。

ほんとにきれいさっぱりと忘れてしまっているんです。

まるで愛する我が子の名前が出てこない…

それくらいに自分の頭の中は忘れっぽいものなんです。

ですからエントリーの時はあれこれと考えていたことを

週末をまたいでしまうと考えていた計画がすぐに

実行に移せず突然の出来事に対応できずに時間だけが過ぎ

正気に戻ったときには手遅れになってしまうのです。

何度も言いますが…

人間って不完全な生き物なんですよね。。。

ならばどうすればいいのか…

簡単です!

相場の始まる月曜日の前日の夜などに暖機運転をしておきましょう!

パソコンを開いてチャートを見て、ご自身のトレード計画を

再度チェックしておきましょう。

もう一度第三者的な目線で改めて画面とにらめっこして

当初の計画を確認しておきましょう。

こうなったらこうする。

こうならなかったらこうする。

可能であれば逆指値などいれておいてもいいかもしれません。

暖機運転はもちろん突然の動きからの予防にもなりますが

新しく迎える相場、または新しいチャンスをつかむための

行動ともいえます。

やはりボーっとしていてはチャンスの女神が目の前を

通ったとしても気が付きませんからね。

最後に私の大好きなNHKの「チコちゃんに叱られる」

からの名言で閉めたいと思います。


『ぼーっと生きてんじゃねーよー!』


ぼーっとしないでご一緒に頑張りましょう(^^)/(笑)