おはようございます!名古屋校の杉原です。

今週は局地的な雨と雷がすごかったですね。一瞬、停電みたいな感じにもなりましたし、恐怖を感じました。

雷がなりそうな時は外に出ず安全な場所で待機するのがいいですね。

さて、相場の世界にいるとコツコツドカンという言葉を聞いたことがあるかと思います。

本日はこの言葉についてお話したいと思います。まず、コツコツドカンというのは少しずつ小さな利益を

積み上げてきたのに、たった一回の大きな損失によって積み上げてきた利益を一気に帳消しにしてしまうということをいいます。

株のトレードの世界で難しいとか怖いといわれるのは、勝率が良くてもトータルで自己資金がマイナスになるケースがある場合に

そう思われることがあります。

この現象が起きるのはトレードの基本的な考え方が自身のベースに構築されていないと引き起こしやすいです。

では、そうならない為にどうしたらいいのかという部分に少し触れてみたいと思います。

まず、利益を積み重ねても利益が帳消しになってしまう理由としていくつかありますが、簡単に取り組める方法をお伝えします。

いわゆるプロの世界でいうロットコントロールというものになります。

それは一回一回の取引きの資金規模がある程度一定になっているかどうかということになります。

例えば、ある銘柄がすごく有名な会社で業績もよく、この先大きく伸びそうな会社だから、この会社の株を買ってみよう!と

思ったとします。今後かなり株価的にも上昇しそうと期待していたので、普段の投資金額よりも大きく投資してしまったりすると

期待通り上昇してくれればいいのですが、逆に下がってしまった場合、普段よりも大きな資金を投資している為、

その分、損金も増えてしまうことになります。これがコツコツドカンを引き起こしてしまう原因のひとつとなります。

もうひとつお伝えしておくと先程のように思惑と反対に値動きした場合のロスカットルールを明確にしておくという事です。

ロスカットルールが曖昧な状態で相場に臨んでしまうと予想もしていない値動きの場合、際限なく含み損が大きくなってしまいます。

これもしっかりとロスカットルールを設ける必要があります。詳しい内容は長くなりますので触れませんが、

大切なのは明確な根拠の元、損失割合をコントロールすることが必要になります。これは先程のロットコントロールとセットで

取り組む必要があります。片方だけできていても積み上げてきた利益を一気に帳消しにしてしまう現象を解決することは難しいです。

今までコツコツドカンになってしまった人や、こういったポイントについて考えていなかった人は一度、検討されるといいかと思います。


少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。