おはようございます。

カブックスの秋葉です。

気象庁は東京の桜が満開になったと発表しました。

自宅前の公園はまだ5分咲程度ですが、

桜を見ると気分が少し明るくなりますね。

 

ここ数日の株価ですが、

少し落ち着きを取り戻してます。

数日は上昇している銘柄も結構多いです。

ですが、相場に振り回されてロスカット続き、

または含み損をどうしたらいいか・・

迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

株式トレードは心理的な側面から悪影響を及ぼして、

不安になったりうまくいかないことが多いものです。

 

今日はその中の一つである「サンク・コスト効果」

という心理効果について紹介します。

「今損失を確定するより、元に戻ってくるかもしれない」

「せっかくここまで我慢したから様子を見よう」

と、撤退できなくなってしまう心理効果が

【サンク・コスト効果】です。

途中で飽きてしまった映画を

最後まで見てしまうケースなども

サンク・コスト効果に当てはまりますね。

 

投資で考えると、回収不能となった投資金額や時間を惜しみ、

投資を継続してしまったり、

意思決定を誤ってしまったりする心理的傾向のことです。

 

先に投資したコストが大きい、

また、損をしたくない気持ちが強いほど、

心理的効果が増幅してしまうことです!

 

株式投資でもサンク・コスト効果の影響で

大きな損失を出してしまうことが大いにあります。

 

ですので、少しでもサンク・コスト効果に

当てはまっているかも…と、思われたら、

下記3点を考えることをオススメします。

 

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1.損失は戻ってこないという現実を受け入れる

過ぎてしまったことをいつまでも引きずらない

 

2.このまま続けるとどうなるか冷静に考える

 

3.勇気を出して客観的な決断を下す

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過去に投じた費用に依存することなく、

「今からどうなるのか?」

と将来を見据えて意思決定を行うことが重要です。

 

このようなことを知っているだけでも、

これからのトレードは変わってくると思います。

気が付いたら、サンク・コスト効果の沼にハマっていた

ということもありますので、こういう相場だからこそ、

冷静に判断していってください。