おはようございます!名古屋校の杉原です。

オリンピックもあと少しで期間が終了となりますね。私はあまり詳しくないですが、今回はメダル獲得の個数が多い印象があります。

世界の強豪選手に勝利したり、引けを取らないというのは、素晴らしいことですね。

また、いろいろなシーンでの日本人の活躍はとても喜ばしいことです。

さて、本日は少し長期投資目線にウェイトをおいたお話をしたいと思います。

なので、今回はファンダメンタルズの側面になってくるかと思います。

誰でもそうですが、長期的に株を買って利益を上げようとするのであれば、なるべく経営効率化への取り組みが良い企業を

投資対象にしたいと思われるのではないでしょうか。

みなさんご存知でしょうが、経営効率化というのは簡単にいえば企業ニーズを把握し、世の中で必要とされる分野で利益促進を

図るためにあらゆる工夫や実践をした上で企業の中で取り組む運営や資本の管理、それによって経済効果を伸ばす事をいいます。

そして、経営効率が良い会社は当然、業績拡大の速度が速くなりますし、利益剰余金などキャッシュが貯まります。

業績が順調に伸びていき、キャッシュが潤沢になっていけば企業として安定し会社の価値がなくなってしまうという

リスクも減っていきます。

また、キャッシュが潤沢になれば株主への還元という事もやりやすく、そうなれば、そのことが好材料となりキャピタルゲインを

もたらす可能性が大きくなってきます。

長期的に企業に投資するのであれば、ファンダメンタルズで経営効率を測るというのは大切になります。

また、経営効率を考える上で気にしておくといいのは売上債権回転率というものも、そのひとつになります。

売上債権回転率というは売上債権を回収する速さを表す指標になります。計算式は売上債権回転率=売上高÷売上債権で求められます。

この売上債権回転率が高いほど、売上債権が効率的に回収されることになります。また、この期間が短ければそれだけ売上債権が

短期間で回収できることになります。企業がどれだけ効率良く現金を回収出来ているかの目安になりますので、覚えておくといいです。

売上債権回転率の一般的な判断基準は年6回転以上ですと優秀といわれています。年3回転以下となると、少し注意が必要ですね。

回収が滞っていると投資家からは嫌気される場合があります。聞いたことがあるかもしれませんが黒字倒産する会社の理由のひとつは、

この売上債権回転率が悪いと起こりやすくなってきます。

一度、気にされていなかった方は、こういった側面からも株式投資の要素に加えてみてはいかがでしょうか。


少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。