From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

昨年2021年末には今年2022年に日経平均は30000円を抜けて

バブルの時につけた38000円を目指すのではといった

超楽観論が一部ではもてはやされていました。

それくらい日経平均に大きな期待があったわけです。

ところがすでに年が明けて四分の三が過ぎようとしていますが

日経平均は同じような価格帯をのらりくらりとしています。

上がる気配もなければどすんと下がる動きもありません。

動かないなら動かないでレンジで推移してくれれば

いくつかやりようもあるのですが、たまにはみ出したり

レンジの範囲が変わったりとこれもまたやりにくい昨今です。

実際に今年はこれまでの相場の猛者たち苦戦を強いられて

いるのが現実のようです。

ではなぜこれほどまでにやりにくい相場になってしまったのか。。。

その原因について私藤井なりに意見をまとめてみました。

今年に限らず日経平均、ついては日本株がやりにくくなった

最大の理由とは…


日本の時価総額が小さくなったからです。


小さくなったというより海外に越されてしまったというのが

実際のところです。

ずいぶん前の話しになってしまいますが、それこそバブルのころ

日本の市場の時価総額は世界の40%を占めていました。

ところが現在ではたったの5%でしかありません。

当時はNTTや大手銀行、そのほかトヨタやソニーといった

時価総額の大きな優良企業がトップ10に名を連ねていました。

力のある企業でしたらから評価も高く多少相場が下がっても

値を崩すようなことはありませんでした。むしろ下がったら

これ幸いと買いが入り値を戻す展開が主流でした。

であれば我々でトレーダーも下がったら押し目買い戦略で

じゅうぶんに恩恵にあずかれたわけです。

ところが現在では世界に与える影響は小さく、逆に世界の

動きに大きく足を引っ張られています。

日本やいくつかの優良企業が上がろうとしても、ダウが下げた

だけで翌朝は大きく売られてしまうわけです。


なぜなら日本株は世界では小さな存在になったからです。


こうなってしまうと押し目買いどころか、日本株の個別銘柄の

チャートだけで売り買いの判断をするのは難しくなります。

なぜならテクニカルではなくファンダメンタルズを通り越し

マクロ的な要因で“弱小銘柄”は売られてしまうからです。

特に今年は日米ともにチャートではなくイベントや重要指標の

発表でチャートの形が大きく崩れるほど動かされます。

これまでのチャート上の“秩序”といったものが簡単に

打ち消されてしまう展開になっています。


ではこんな相場に対して我々はどうすればいいのか…


まずは経済スケジュールをよく見て売り買いのタイミングを

合わせていきましょう。というか合わせるしかないですね…

大きな指標は日本時間の夜に発表されます。

そのスケジュールがわかっているならポジションは持ち越さない!

こういったリスクオフ、耐え忍んでいくルール作りが必要です。

確かにノーポジションは資金は増えてこそはいきませんが

減っていくリスクから大切な資金を守ることになります。

今は耐え忍んでいくしかない時期、相場です。

相場の夜が明けるまではごいっしょに耐え忍んでいきましょう。


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