From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

先日、1銘柄ロスカットで逃げました。

ロスカットラインを割ってはいなかったのですが、

当日の夜のNYが下げそうだったのと、

株価の勢いが思っていたより乗ってこなかったので

大引け前に不成注文で売り逃げました。

利益が多少なりとも乗っていて売り逃げるなら

まあこれでよしとすべきか…と思えるのですが

含み損を抱えている状態で売るのはさすがに

少し考えてしまいます。

ずいぶんと長いことトレードしているのに

まだまだ大人になり切れないなと笑ってしまいます(笑)

やはり何年トレードやっていても損が出るのは

気分の悪いものですね。

さてさきほど大人になり切れないといいましたが

では大人のトレードとはどんなものでしょうか?

実は先日、先物で生計を立てているトレーダーの方と

お話をする機会があり、その大人トレーダーの

考え方について教えてもらったのです。

これがとても興味深いお話で、大人トレーダーの

考え方はロスカットのとき現れるようでして

その大人トレーダーの方はロスカットした時に…


自分をほめてあげるのだそうです!


トレードで生計を立てるわけですからロスカットで

損金が出たということは生活費が削られたのと同じ。

とても喜んでいられるわけではないのですが、

喜ぶ悲しむとは違う側面で自分をまずはほめるのだそうです。

本当は勝ちたい、本当は損なんかだしたくはない

でもそのはやる気持ちを抑えて冷静に大人として

損を受け入れて逃げた自分をほめてあげるのだそうです。

まとめると、ロスカットしても自分をほめて

あげれる人は大人のトレーダーに、つまり

本当のトレーダーになれるということですね。

その方は、専業の師匠トレーダーからなんと

3年間、ずっとデモトレードだけをやらされて、

3年たった時に師匠の資金で売買をさせてもらって

1年後に、もう教えることはないから自分のお金で

売買していきなさいという風に、超ハードで

超シビアな環境下で指導をしてもらった本物のトレーダーさんです。

トータル4年のご指導をされたお師匠さんもすごいですが

そのしごきともいえるトレーニングに耐えたその方も

ほんとうに尊敬にあたる、またよい教えをくれる方でした。

みなさん、ロスカットはトレードをしていく中では

絶対に必要なこと。

ところが気分は悪くて、できればないほうが嬉しいですよね。

でも、ロスカットした自分をほめて上げれるようになると

もう1つ上のステージに上っていけるようです。

私も今日は1つロスカットをしました。

損金がでました。

でも自分をほめてあげたいと思います。

ロスカットできたお前はすごい(^^♪