From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

トレードってのは勝ってるときはいいです。

とても気分が良くて調子のいい自分が格好よく思えます。

未来が明るく感じられますし今まで我慢していた

嗜好品などの購入も考えたりします。

しかし、反対に調子の悪い時はあまり気分のいいものではありません。

損失が出ると取り戻そうと焦りが出たり、本来なら

エントリーしないところで入ってしまったり

先行する損失がさらに焦りを呼び込み負の連鎖に。。。

そして段々と自信がなくなってきて、そんな時に限って

予想だにしていない事態がおきて状況は最悪に。。。

人生も相場もそうですがいい時もあれば悪い時もあります。

いい時ってのは誰だっていいのですが、悪い時にどうするのか…

この時の対応によってその後の流れが大きく変わります。

調子の悪い時はとにかくいったんストップするがいいです。

ただストップでも一時休止では効果は薄いです。

今回はその理由についてお話いたします…

先日元プロのボクサーと飲みながら話す機会がありました。

とにかく現役時代は練習、練習の毎日。

朝からランニング、ジムに行って一通りのメニューをこなし

試合前は減量のたま日によってはサウナに通ったりなど

一日、そして毎日びっちりとボクシングと勝つために

すべての時間と労力をつぎ込んでいたとのこと。

当然にその甲斐あって強くなりその時は達成感あったそうです。

そして現役を引退してからブランクを挟んで

太ってきたので健康のためにとまたボクシングを再開しました。

もう現役の時のように必死に練習する必要はありません。

気楽にジムに通ってみると、、、あれっ?って感じで

現役時代には気づかなかったことにいっぱい気づくそうです。

ジャブはこう打ったほうが効果的だとか、

このコンビネーションをあの時に知っていたらな~とか

新しいトレーニング方法など、とにかく

隙間なく頑張っていたころには気づかなかったことに

今はどんどんと気がついてくるそうです。


そんなこんなで新しい発見もあったりなんかして

今では現役の時よりもずっとボクシングが楽しいそうです。

不思議なもんですね。必死になってるときには気づかないのに

気楽になったら神様が耳元でささやいてくれるんですね。。。

株やトレードも同じではないでしょうか。

調子の悪い時の真っただ中にいるときは何も見えません。

まるで深い河がどちらに流れているのがわからないように…。

そんな時は必死でもがくより一度株をやめてみましょう。

パソコンを閉じていったん株をやめてみましょう。

いったんやめて頭の中から株をなくしてみるんです。

もちろんずっとじゃなくていいんです。


たった1日でいいんです。


たった1日だけ株をやめてみましょう。

「やーめた!」と自分に宣言してみましょう。

そしてまた明後日から新しく取り組めばいいのです。

えっ?じゃあ一時休止と同じじゃないかって?


ポイントはそこなんですよ。

真面目なあなたの場合、一時休止にしちゃうと休んでる時も

株のことを考えちゃうでしょう。

だからいったんやめちゃうんです。

たった1日だけね(^^♪