日本株はもう終わった…
PUBLISHED: 2022.01.25
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PUBLISHED: 2022.01.25
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From:藤井百七郎
名古屋自宅のオフィスより、、、
今から四半世紀ほど前、日本株の時価総額は
世界の時価総額の4割を占めていました。
世界時価総額ランキングの上位には
トヨタをはじめとしてNTTやUFJ銀行など
日本の主たる企業が軒並みに名前を連なっておりました。
世界経済の中で日本の影響は大きかったのです。
ところが今はどうなっているのかというと、
世界に占める時価総額の割合はたったの5%。。。
個別企業のランキングにおいても
40位にトヨタがようやく顔をだす程度。
後から出てきたアメリカのアップルやマイクロソフト
などのハイテク銘柄たちに追い越されてしまいました。
世界経済の中での日本の企業がというより
日本の市場が与える影響が小さくなりました。
40%から5%ですから恐ろしいほど
小さくなったと考えていいでしょう。
元々日本の市場はNYがくしゃみをすれば風邪を引く
と言われるようにNYの影響を受けるのですが、
規模が小さくなった分さらに影響を受けるように
なりました。NYがくしゃみしたらそれこそ
風邪ではなくて即入院になってしまう感じです。
そんな影響力のない小さな市場の中で
チャートを見たり企業のことを事細かに調べて
自分の大切なお金を投資したとしても
NY“様”がくしゃみをしただけで、ふっとんでしまいます。
ではもう日本株は投資に向いていないのでしょうか…
いえそんなことはありません!
やり方次第です。
いろんな株式投資のやり方があり、たくさんの方が
あちらこちらからの視点からとてもたくさんの
アイディアを出されてきています。
チャートにしても銘柄選択にしてもそのやり方は
間違ってはいないのですが、一番大事なのは…
やはり相場と歩調を合わせることです!
どんなにいい銘柄でいいタイミングで仕込めたとしても
残念ながら日本の市場、銘柄はNYがくしゃみをすれば
吹っ飛ばされて、重傷を負ってしまいます。
ですから銘柄探しや個別株のチャートをとても
細かく慎重に見るように、またそれ以上に
NY市場の動向を見なくてはいけません。
ダウ、S&P、ナスダック、至ってはラッセルなど。。。
長期投資で入るならNYの市場が調整を済ませて
底打ちのタイミングで打診的に買いを入れてみる。
NYが下げてきて移動平均線にタッチから反発する
局面でスウィングで買いエントリーなどです。
これまでは日本株は日経平均やTOPIXの
トレンドと合わせればうまくいってきました。
うまくいった時代だったのです。
ところが前述したようにその時代は終わったようです。
日本株にエントリーするのですが、
まずはNY、何がなくてもまずはNY!
こういった意識を持つことがこれからの時代は
大切なような気がいたします。
昔のやり方がうまくいくほど株は簡単じゃないですからね(^^♪
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