ルールと感情
PUBLISHED: 2019.03.01
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PUBLISHED: 2019.03.01
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FROM:宇田直
大阪の自宅にて、、、、
投資の中ではトレードルールを作りそれを守ることは非常に重要です。
そのルールに優位性があり、パフォーマンスをしっかりとあげれるのなら
そのルールを守ればトレードは勝てるものとなります。
しかし、それを守れない時があります。
私の最初の頃なんて、ルールを明確にせずにザックリとトレードをしていました。
そりゃお金も減っていくわけですよね。
そこから少しずつルールを作っていき、その通りに出来ればある程度の勝率をあげれるようになりました。
しかし、やはりルールを守れない時は来るもので、
守れずに大敗、無駄な損失なんかを被ることもありました。
ここで厄介なのが、ルールを守らずに大勝してしまうことです。
他のトレーダーと見ている部分が違うのにもかかわらず、
偶然にも方向が一致してしまう現象です。
これにより、ルールが自分のトレード欲の邪魔をして、
本来取れていたはずの利益を取り逃してしまう足かせになると感じてしまうのです。
無理もありません。何故上がったのかの理由が検討外れでも結果が出てしまっているので、
ルールを捻じ曲げ、次回も同じところで入ってしまい、損をしていくという流れが待ち構えています。
ここで大事なのはやはり退場しないことです。
私はいちいち確認して、痛い目を見ないと気が済まないたちなので、
こういった経験を数えきれないほどやっています。
その際に出てくる感情がルールの邪魔をしますし
理解していることの多さが、自分を救ってくれ、
少なさが自分に経験を与えてくれます。
相場に生き残るということはそういうことなんだなとつくづく感じますし、
人それぞれのチャートの見方で生まれる感情によって、様々なエントリーポイントが生まれるのだなと感じます。
ルールを機械的にこなしていくには
ルールに対しての理解をしていき、パフォーマンスを検証することで、自信につなげていくことが大切です。
しかし、それまでの段階で、感情に左右されて、ルールを曲げてしまうこともあると思います。
その際は自分がなぜそういった行動に出てしまったのかを検証し、ルールに加えていけば
大やけどをせずにルールに対しての信頼を得れる段階まで行きやすいと思いますので、
もしそういったことで悩んでおられる方がいれば、
一度お試しください。
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