母猫の法則でトレード上手になれる理由
PUBLISHED: 2024.06.17
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PUBLISHED: 2024.06.17
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From:藤井百七郎
名古屋自宅のオフィスより、、、
ずいぶんと昔の話になりますが、子猫を拾いました。
バイトの途中でどこからかミーミーと鳴き声がするので
辺りを探してみると草むらの中に子猫が落ちてました。
まだ生まれて間もないようで目が開いておらず
母猫を呼んでいるようでした。
さらに周辺をよく探してみたのですが
他に子猫がいる様子はなくこの子だけのようでした。
子猫はすぐに拾って連れて帰ってしまうといけません。
母猫が戻ってくる可能性もあるからです。
しかし、この子だけしかいないところを見ると
恐らくですがこの子は置いておかれたようです。
つまり母猫は戻って来ない可能性が高いのです。
猫好きな性分なのでどうしても見過ごすわけにはいかず
これも何かのご縁かなとも思いその子を連れて帰りました。
当時はまだ貧乏で四畳半一間のアパートに住んでおりましたが
大家のおばあちゃんも同じく猫好きだったので
飼ってもええよとなり、かいがいしく世話をしたのですが
残念なことに3日目に死んでしまいました。
たった3日でしたが情が移っていたので
まあまあいい大人でしたが号泣してしまいました。
この母猫に置いてけぼりを食らったこの猫が
なぜすぐに死んでしまったのかというと…
すぐに死んでしまうくらいに弱い子猫だったからです。
猫は一度に3~6匹の子猫を産みます。
家猫のように整った環境であれば産まれた猫全部が
元気に育っていくのでしょうが、野良は違います。
そういうわけにはいきません。
全部が元気に育っていく確率は非常に少ないです。
子猫はカラスに襲われたりもしますし、
じゅうぶんな食べ物もないのですし、病気にもかかります。
こういった理由で死んでいく子猫は多いのです。
そして、母猫ひとりですべての子猫を外敵から守って、
育てることはとても難しいのです。
ですので母猫は、この子はダメだなと思うと
置き去りにしていくそうなんです。
最初っからすべての子が生きれるとは思っていないのです。
それが本能なんでしょうね。
私の拾った子猫は母猫が本能的に無理だと感じたのでしょう。
さて、このすべてが生き残るとは限らないの考え方は
私たちトレーダーにとっても大切な考え方です。
エントリーする時、また事前に入念にチャートや
その他の分析をしてエントリーしていきますが
やはり同じようにすべてのエントリーがいい結果に
つながるとは限りません。
いくつかは反対方向に行ってロスカットになります。
不思議なことですがいつまでたってもそれは同じです。
ですから、エントリーした時にこう考えておくと楽です。
すべてのエントリーがうまくいくわけではない。
反対にいってロスカットになるとやはり気分は
悪いものですが最初からこう折り込んでおくと
幾分かは気分が楽になります。
ロスカットからの気分の切り替えが苦手な方は
母猫の法則に乗っ取ってみるといいかもしれませんね(^^♪
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