割安と成長!?
PUBLISHED: 2021.03.13
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PUBLISHED: 2021.03.13
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おはようございます!名古屋校の杉原です。
先日、生徒さんからこんな質問がありました。中長期のスパンで投資していく場合、
どんなメリットがありますか?という質問でした。
本日はこのあたりについて、お話ししたいと思います。
まず、株式投資全般にいえますが、すこし長いスパンで投資する場合、
銘柄を大きく分けて2つに分類することができます。
それは今後の成長性の見込める株と企業の価値が今の株価に対して割安な株があります。
これを株の世界では、グロース株とバリュー株といいます。
今回はこのバリュー投資について紐解いていきたいと思います。
バリュー投資とは先程も述べた通り割安な株に投資をする方法になります。
企業価値にウェイトを置くことが大きな特徴になります。
なので、バリュー投資は株を保持する期間が長い投資をメインとして、
割安な株価の時に株を取得して、中長期で利益を狙っていくことを目的としています。
そして、一般的にその会社の株価が割安かどうかの判断には、株価を一株当たりの純利益を使って求める事が
できる株価収益率が使われる事が多いです。
※株式投資の世界では、一株当たりの純利益をEPS、株価収益率をPERといいます。
この株価収益率を使い割安かの判断をしていく場合、ひとつポイントをあげますと
同業他社の比較が必要となります。
同業種の間で、今の価格が低いほど割安と判断することができます。
※この他にも、いくつか判断するポイントはあります。
バリュー投資の良い点は、市場からの日々の資金流入がそれほど多くなく、
値動きが比較的安定していることです。※銘柄と相場状況によって異なる場合があります。
また、グロース投資よりも、じっくり投資をできる点も長いスパンで投資するにはメリットとなります。
要するに日々の値動きに翻弄される事があまりないです。
その他にも良い点は長期間、保持するので銘柄によっては配当金を受け取ることができます。
これも大きなメリットとなります。
しかし、バリュー投資はメリットだけではありません。逆にデメリットとしては、
目標の利益到達までに時間が掛かることが多いです。
また、違う側面からその銘柄をみれば割安な銘柄というのは、人気のない銘柄とも捉えることができます。
ということは市場からの資金流入が乏しい事があります。
そのため、長い期間が資金が滞ってしまうケースがあります。
この点を踏まえた上で、自身の性格にあった投資スタンスを考えるといいかと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
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