事故は買い、事件は売り!?
PUBLISHED: 2020.10.07
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PUBLISHED: 2020.10.07
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From:藤井百七郎
それにしても先週末は大変な相場
となりました。
米大統領討論会でバイデン有利…
東証システムダウン…
トランプさんコロナ感染…
せっかく上昇軌道に乗りかけた
日経平均ですが、こんなニュースに
足を引っ張られる形となりました。
最終日も後場14時ころに大きな下げ!
うわっと思いましたが、
実は私は14:30ころから買いを入れまして。
相場の格言に「事故は買い、事件は売り」
というのがあります。
事故のように一時的には影響があるが
比較的早くに回復するので買い
事件はその後の業績に影響が残るので売り
と言われています。
事故といてば古くは王将の社長射殺事件、
ペッパーランチの婦女暴行事件などが
ありましたが、これらは買い。
レオパレスの故意による施工不良、
スルガ銀行の不正融資問題、
これらは売りとなります。
また実際に株価も前者は一時的な下げ
後者は長期の下げとなっています。
「事故は買い、事件は売り」
では今回のトランプさんのコロナ感染は
事故、事件のどちらになるのでしょう?
私は『事故』と判断しました。
いろいろと理由はありますが、
これは一時的な動揺の売りが出ているだけで
正確な情報が流れ、容態も大したことがないと
伝われば“本来の上昇に戻るはずだ!”と
読みました。
株価が一時的にしても勢いよく下げてるときに
買い向かうのは勇気のいることですが、
今回の報道が「事故」であるとの判断、
またもっと大事だったのは
★日経平均自体が上昇トレンド中であって
下値ラインを割らなかったこと!
★分足でも14:30から落ち着きだしたこと!
これらの要因も買い向かって行くのには
じゅうぶんは勇気を与えてくれました。
予期せぬ暴落は突然に起こり、相場全体に
狼狽的な売りが殺到して、逃げてしまいたく
なるような衝動にかられますが、
冷静な判断と過去の経験にあてはめると
それが絶好の買い場になることもあるんです。
特にこんな押し目のない相場ではね…(^^♪
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