上手なシナリオの作り方について
PUBLISHED: 2022.09.07
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PUBLISHED: 2022.09.07
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From:藤井百七郎
名古屋自宅のオフィスより、、、
さて我々トレーダーは放送作家ではありませんが
上手にシナリオを作れるようにならないといけませんね。
シナリオというのはもちろん役者さんのセリフではなくて
今週もしくは明日、相場がどんな風に動くのかを
ある程度予測しておくというシナリオについてです。
なぜなら出たとこ勝負でポジションを持ったり
決済するよりはあらかじめ想定の範囲内で動いたほうが
効率がよく迷ったりする手間が省けるからです。
そこでいろんな方に「シナリオ持ってますか?」と
お尋ねしますと「もちろん持ってますよ!」と
お応えをいただきます。
ところが、ところが…
そのシナリオって、ちょっと、やばくないですか…と
思ってしまうことが多いのです。
その、やばいなと思ってしまうシナリオとは…
それは、上がるか下がるかのどちらかだけ
という方がとても多いのです。
もちろん相場は上がるか下がるか50:50です。
上がってもおかしくないし、下がっても同じ。
ですからそれでいいのかもしれませんが、
私的にはシナリオは最低でも2つ用意すべきだと思います。
それは、上がるシナリオと下がるシナリオの2つを
事前に想定しておく、またその可能性をはっきりと
自分の中に落とし込んでおくということが大事だと思います。
相場の展開であきらかに天井、もしくはそこではないかと
思えるケースはよく出くわします。
しかし、そこは底ではないなどの格言に代表されるように
相場はモメンタムが強い時は想像をはるかに超えるくらいに
もっと上や信じられないくらい底をたたいたりします。
ですから自分の経験の範囲内や常識の域内で
来週はいくらなんでも上がるでしょう…とか
もうそろそろ下がるでしょう…なんて
“無責任な”シナリオを持ってはいけいないのです。
どう考えても上がるだろう、下がるだろうと思っていても
もう一段上がってしまう、下がってしまうケースの
2つのシナリオを準備しておく必要があると思うんです。
もちろん新規にポジションを狙うときもそうですし
すでにポジションを持っているならなおさらのことです。
判断において一番怖いのは『勝手な思い込み』ではないかと
このところ改めて思わされることが多いです。
特に人間は自分に願っている方向動いてほしいと
知らないうちに信じ込んでいったりする弱い生き物です。
買いを持っていたら上がってほしいと願い
上がるシナリオを身勝手に持ったりします。
いけませんよね、自分の希望をシナリオにしちゃったら。。。
願わくば冷静な判断の元に高値からさらに上がった場合、
底値近辺からさらに下がった場合も事前に想定しておいて
正しい判断ができ、よい機会を逃さず捕まえられるような
超一流のトレーダー、相場師になりたいものですね。
ご一緒に頑張っていきましょう(^^♪
P.S.
今日の夜20:00前後に
改めて私から皆さんにお知らせがあります♪
ちょっと楽しみなお知らせがありますので
またメールでお知らせします。
ヒントは、、「カブックスは今年で
実は10周年」なのです!
では、また今晩メールします。
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