あなたがなぜダメなエントリーをしてしまうのか…
PUBLISHED: 2022.08.09
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PUBLISHED: 2022.08.09
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From:藤井百七郎
名古屋自宅のオフィスより、、、
夏の甲子園高校野球が始まりました。
白球に魂を込める姿にはほんとうに感動します。
特に今年のような殺人的な猛暑においてはなおさらです。
ここ何年かはコロナによっていろんなことが規制されました。
2020年は開催そのものが中止され、これまで一生懸命に
練習してきた球児たちの気持ちを考えると
元高校球児の私としてはいたたまれない気持ちになりました。
観客が入り、ブラスバンドが鳴り響き、わーっと歓声が
湧いていく、この当たり前のことのありがたさを
感じながらテレビ越しに連日応援しております。
さてこれは高校野球だけに限ったことではありませんが
観ておりますと、野球でもトレードでもこんなことがよく起こりますね…
あきらかにボール球なのにバッターが振ってしまう。。。
いつも練習ではボール球には手を出さないようにと
しつこいようにトレーニングはされているはず。
なのに明らかにボールだと思う球を振ってしまうんですよね。
観ているこちら側からすると「何してんの~~~」となりますが
これはどうしても振ってしまう人間の心理があるんですね。
ボール球を振ってしまうときというのはだいたいにおいてですが
カウントが2-3などの極まった状態の時が多いです。
また塁を見ると2アウト満塁とか、満塁までいかないとしても
ランナー2塁などの得点圏チャンスなど。
それから得点差は同点か1点ビハインドなどではないでしょうか。
つまり、、、
緊迫した場面にボール球を振ってしまうケースが多いようです。
心理状態を分析、分解していくとこうなります。
「どうしても打って点を入れたい」という欲と
「ここで三振だけはしたくない」という恐怖。
この欲と恐怖が普段なら絶対に振らないボール球に
手を出させてしまうのです。
人間にはどうしてもこの欲と恐怖の感情が携わっており
どうしてもこの感情を排除することはできません。
ファナックが作る産業用ロボットなら絶対に手を出しません(笑)
これは野球に限ったことではなくトレードも同じです。
「何とかして今月もう少しとりたい…」という欲、
「早めに利確しておきたい…」といった恐怖。
トレーダーも人間ですからこういった感情が沸き上がり
本来ならエントリーしてはいけないところで入ったり
もっと引っ張れたものを切ってしまったりするんです。
後から教科書を読み返して「あ~~~」とうなだれます。
エントリーや手仕舞いの前に今の自分の精神状態が安定しているのか
どうかをチェックする習慣を持って見るといいかもしれません。
どこかに焦りや臆病さを見つけられるような一呼吸おいて
再度一からトレード計画を見つめなおす必要があるかもしれません。
今まで勉強してきたことを再度思い出し、自分の感情ではなく
何が正しいルールなのかを再確認して、いつも第三者的な
目線で相場と自分の玉に向き合えるようになりたいものですね。
ご一緒にがんばりましょう(^^♪
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