おはようございます!名古屋校の杉原です。

今週は暑いくらいでしたね!梅雨はどこへ行ってしまったんでしょうか?という天気でしたね。

本日は自分自身の資金の管理についてお話したいと思います。

みなさんも経験あるかもしれませんが、取引に集中しているとなかなか気づかないことかもしれません。

まず、トレードの資金管理とはどういう意味かを説明したいと思います。

トレードの世界では資金管理のことをポジション管理と言ったりもします。これは自分の投資に使えるお金の中で、

実際にどのくらいの金額を投資するかを管理することになります。

そして、資金の割合をパーセンテージで表したりしますが、例えば投資可能金額が1,000万円だとします。

そのうち実際に投資に使っている金額が700万円だったとしたら70%のポジションを保持していると言ったりします。

この金額のポジションをマーケットの環境の変化に合わせて資金も変化させていくのがポジション管理です。

資金の変化というのは増やしたり減らしたりすることになります。

では、この資金管理はいったいなぜ大切なんでしょうか。それは、マーケットの状況に合わせてポジションを変化させることが、

投資の成果を向上させることにつながってくるからです。反対にポジション管理の変化がうまくいかないと、

利益を得やすい局面にあまり利益を得られなかったり、損失をできるだけ抑えるべき局面に損失が膨らんでしまうなど、

投資成果に大きく影響してしまうのです。

例えば、マーケットの投資環境が良くて、多くの銘柄が上昇トレンドにあるようなときは、

当然ながら買いのポジションを取るのが賢明です。

この場合、自身の資金に対して積極的にポジションを取っていきます。それによって、マーケット全体の好環境に合わせて、

その波に乗っていくことで、利益を伸ばしていくことができます。

しかし、マーケットの環境が良いにもかかわらず、自身の資金に対してポジションを消極的な割合で持っていなかったらどうでしょうか。

せっかく多くの銘柄が上昇トレンドにあるのに、その恩恵を少ししか受けることができなくなってしまいます。

また、マーケット全体が調整局面にあり、多くの銘柄が下降トレンドとなっているときは、守りの姿勢を強化する必要があります。

先程とは逆にポジションを消極的にしてトレンドの発生している局面よりも減らしていきます。

極端な話、相場環境が非常に悪い場合は、ポジションを持たない、見送るという選択肢も時として必要になってきます。

そういった局面に自信のない時は嵐が過ぎ去るのを待つという考えを持つことは場合によっては必要ということになります。

相場環境が良くないのに多くのポジションを持ってしまえば、保有銘柄の多くに損失が出てしまいます。

これをしてしまうと適切なポイントで損切りをしたとしても、余計な損失が生じてしまい、投資成果にマイナスの影響を及ぼし、

トレードマインドも悪化してしまいます。

大切なのは攻めるべき時に攻め、守るべき時に守るという、ボリュームの調整が大切になります。

これが資金管理におけるの根本的な考え方です。株式投資で成功している個人投資家の人はこの重要性をよく理解しています。

相場に対して臨機応変に行動することも大切な要素のひとつです。

少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。