From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

さてさて、またまた、プロ野球のお話しからです。

今年もシーズンがスタートして2か月ちょっと。

開幕当初はバタバタで何がほんとの力なのか

わかりませんでしたが、チームの輪郭が見えてくるころ。

方向性や戦い方、結果のでる戦略などが固まり

またセパ交流戦などもスタートして

一年の中で一番面白い時期かもしれません。

そんな中、やはり“推し”のチームには

ファンとしてやっぱり勝ってほしいもの。

誰しもが開幕当初は優勝を願うものです。

仮に実力的に厳しいなと思っていたとしても

何かのまぐれや神がかり的なことが起こって

そのまま突っ切っていってくれないかしらんと

思うのも野球ファンならではの心境ですね。

そこで、こういったテーマも出てくるのですが

なまじっか開幕当初にたまたま調子が良いと

もしかして今年こそはいけるんじゃないのか…とか

20年ぶりの優勝への期待も上がったりします。

そして、シーズンが進むにつれてこなれてくると

いつもの定位置まで下がってくるなんてことになると…

あ~~~~~がっかりだわ、となります。

なぜこんなに落ち込んでしまったかと言うと…


最初の期待値が高すぎたからです。


シーズン前から期待もせず、いいとこAクラスだな

と半分あきらめモードで見ていたならば

Bクラスや最下位につけていてもなんともありません。

なぜなら、元々期待値が低かったらからです。

それが、たまたま他のチームが調子悪かったせいで

たまたま首位になんかなってしまって

期待値を上げてしまったために


落ち込み度も高くなってしまったのです。


地上1メートルから落ちるのと

地上10メートルから落ちるのでは

大きく痛みが違うようなものです。

ですから、優勝できなくてもガッカリしないためには

最初から優勝を期待しないことなんですね。

(まあこんなファンはいないと思いますが(^^;)

これは株でも同じで、エントリーした時に

はるか上にある目標株価までを期待してしまうと

ロスカットになった時に期待値が高かった分だけ

落ち込み度が高くなります。

ところが、まあやってみないとわからないもんだし

ロスカットもあり得るよな、くらいに思っていれば

最悪の展開になってもあまり落ち込まないものです。

特に株を始めたころの方はどうしてもですが

期待値が高くなりがちになります。

エントリー時、またはエントリー前の時点で

最悪の展開を折り込んでおく。

最悪の展開を乗り越えて行ったら

次は最小限の利益を確保する。

そして、波に乗ってきたら最大限の利益を

「期待していく」

この流れに乗っていけると、要らぬガッカリを

減らせます。

期待を持ちながらも期待はせず!

1つ大人のトレーダーを目指しましょう(^^♪