From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

先日の11/17に日経平均が26000円台に

のっかりました。

実に29年ぶりの高値とのことです。

今年最大のイベントの米大統領選を

通過してから世界の相場はいっきに

駆け上っていきました。

日経平均も23500円からいっきに26000円。

実に10%ほどの上昇です。

上手く乗っかれた方はこの2週間くらいで

ほぼ1か月分の利益が取れたわけです。

さて問題はここからなんですね。。。

日経平均の大幅上昇の前に買いポジを

持っていた方はホクホクでいいのですが

持っていなかった方は、ただただ

指をくわえて見ているしかなかったわけです。

「もしあの時買っていたら…」

頭の中で“獲れなかったタヌキの皮算用”を

して、悔しさばかりが募ります。

そして、こう思うのです。

「ここからまだ上がるなら買いたい!」


でも!ちょっと待ってください!


相場とは本当に何が起こるかわかりませんから

この異常な上昇からさらに異常が続いて

もう1段高、2段高となるかもしれません。

ここからまだまだ上がって行って

後から振り返ると、やっぱり26000円の時に

買っておけば良かったと思うかもしれません。


しかし、今は買ってはいけないです!


山高ければ谷深しで、今はどちらかというと

上がるほうに期待するより、

下がるほうを警戒しなければいけないからです。

利益を狙うより、損しないことを考えるべき

だからです。

ウォーレン・バフェットの格言です。

「投資のルールその1:絶対に損をするな!」

「ルールその2:絶対にルール1を忘れるな!」

今残念ながら手ぶらで買いポジのない方は

悔しい思いで一杯だと思います。

私にも同じ経験があるので気持ちもわかりますが

まず今は損しないことを考えましょう。

上昇のチャンスに乗り遅れてしまったのですから

ここは焦らず次のチャンスを待ちましょう。

今は次のチャンスのための準備期間だと

考えましょう。

これは1つ大人のトレーダーになるための

修行でもあるわけですから(^^♪