おはようございます!名古屋校の杉原です。

2月に入りましたね。2月と言えば節分がありますが行事といえば豆まきや恵方巻を食べますよね。

今年の恵方は北北西でしたね。みなさん食べられましたでしょうか。

一方、株式相場の世界ではアノマリー的には節分は天井と言われています。

簡単に説明しますと節分に相場の一旦の天井をつけ、その後、調整局面がやってくるといった意味になります。

昨年のこの時期はアノマリーとは違い上昇していました。今年はどうなるんでしょうか。

さて、先日、生徒さんからこんな質問がありました。それは、『株は上がるか下がるか1/2(二分の一)の勝負ですか?』という話でした。

本日はこのあたりのお話しについて触れてみたいと思います。

確かに相場の値動きの方向としては上昇か下降しかありません。一見すると質問の通り二分の一の勝負に思えます。

ある意味、間違いではありません。株式投資の根本は確率ではありませんが、

しかし、確かに物事であれば、基本的には上手くいくか、いかないかという視点でいえば常に二分の一と私は思っています。

株であれば、株を買って上昇すると思っていたのに、逆の結果は可能性として常にありえるわけですから、1/2のような感じがします。

だから、疑いながら仕掛けることは重要だいうことは授業でもお伝えしております。

ただし、ここが重要ですが、テクニカル分析等を使うことによって、本来そのような1/2の勝負を1/2ではなくなるようになります。

それは、いろいろな側面がありますが、2/3や3/4もしくはそれ以上にしていくことが可能になります。

例えばトレードするポイントによっては確率は1/2でも、ポイントや要素等が

変わることによって勝率を70%、80%と高めていくことができるのがテクニカル分析になります。

いろいろな側面から分析をしていき、できるだけ可能性が高い方にポジションを持ち続けることで偏りが生まれます。

進んでいってほしい方向に偏った分が成功の利益になります。

ゲームを例に挙げると1/2で勝負を決めるゲームで勝ちました。そして次のゲームも1/2で勝つとすると、2回ゲームをして

2回勝っていますから、勝率は100%です。4回ゲームして3回勝てば勝率は75%です。元々、1/2の勝負が75%なので、

25%勝率が偏りました。要するに勝率が25%増えています。

100%であれば50%に対して50%偏っていますから、利益は2倍になっています。この50%を超えた部分がいわゆる成功の

部分です。1回のゲームにおいて、可能性の高い方に掛け続けるということです。

確かに1/2の確率ではあるんですが、実は内在には可能性が高い方というのがあります。

それを見極めるために、情報と知識を使い可能性を上げていきます。なので知識や情報があることによって可能性の高い方が

分かるわけです。ただし、大切なのは、その情報や知識が正しくないといけません。

みなさんは、なぜ、授業で勉強をするのか?というと、それは常に可能性の高い1/2を選び続けることができるよう

になるためなんです。もちろん知識、情報があっても失敗はあります。可能性の高い方を選んでも失敗もありうる。

それでも可能性の高い方はやっぱり可能性が高いのです。

正しい方法でたくさん回数を重ねて勝負したとき、自分のトレードは成功へ偏り始めるわけです。

こういった側面に注目してみるのもいいのではないでしょうか。

少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。