おはようございます!名古屋校の杉原です。

先日、セミナーの際に参加者から、こんな話がありました。

株式投資をはじめて、まだ、日が浅いのですが、なかなか上手くいきません。と話されていました。

なので、私はどういった理由で株を取引きしていますか。と投げ掛けました。

やはり株の取引をする上できちんとした理由がない取引は良くありません。

そして、結果も満足できることが少ないと思います。

という事で、本日は、株式投資と会社経営者の関連性についてお話ししたいと思います。

個人投資家が株式投資で上手くいかない理由の1つとして言われるのが経営者目線ではない事が挙げられます。

株式投資は経営者の視点から見て投資するかを考える必要があります。

基本的な考えですが、雇い主と、雇われる側とでは、考え方が根本的に異なります。

株式投資を経営者の目線で考えた場合、取引する前に、投資する企業の株をいくらで買うのかを

決める必要があります。これは、企業経営でいえば商品の仕入れと同じ概念になります。

売ろうとしている価格よりもできるだけ安い値段で仕入れることが利益を得るために求められます。

例えば、今の株価が、その企業の価値に比べ、明らかに割安な株価で放置されている銘柄があったとすれば、

その株を買って、株価が上昇するのを待って売れば利益を得ることができます。

いわゆる、これはバリュー投資と呼ばれる方法です。

また、将来その企業の価値がさらに上昇すると予想できれば、今の株価が、そこまで安くなくとも

今、買っておけば、その後、企業価値の上昇に合わせて株価も上昇することが期待できます。

そして、その時点で売却すれば、利益得る事ができます。これをグロース株投資と呼びます。

商品を売るビジネスでも取り扱う商品を適当に仕入れをしていても儲からないのと同様、

株式投資で利益を得るためには、ただやみくもに株を買うだけでは当然、利益をあげていくことを

継続することはできません。

当然ですが買った値段より高く売れる可能性が高い銘柄を買う必要があります。

先程、仕入れたものを仕入れ値より高く売れれば利益を得ることができることに触れました。

では、仕入れた商品を仕入れ値より高く売ることのできない場合、どうすればいいと思われますか?

こういった局面でも経営者の目線で考える必要があります。

これがいわゆる株式投資における損切りという事になります。

損切りを躊躇っているとさらに株価が下がって結局は塩漬け株になってしまうことが多々あります。

損して得取れなんて言葉があります。塩漬けをせずに今より有利な投資先に投資していくことで

利益を得られる可能性が向上します。


少しでも参考になれば幸いです。


最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。