From:藤井百七郎

名古屋自宅のオフィスより、、、

先日、会員さんとお話をする機会があったのですが

株で買いにしても空売りにしてもエントリーする

時はすごく緊張して考え込んでしまいます。

とのことでした。

その方はとてもまじめで勤勉実直といった感じの方です。

何事に対してもすごく真面目に真摯に取り組んで

来られたのが話し方や態度などからすごくわかるんです。

もちろん株に対してもそのように取り組まれて

会員サイトの動画などはすごく見られていて

テキストもしっかりと読み込まれてマーカーが

たくさん引いてあるとのことです。

私のセミナーなんかも気に入ってくれてまして

先日のここが勉強になったとか、なるほど

そういう見方があるんだと気づかされたとか

いろいろと嬉しいご意見をお話しくださいます。

ですから手法やエントリー条件などは

しっかりとご理解されているのですが

冒頭のように“妙な”緊張を持ってしまうようです。

こんな方なのになぜそうなるかというと…


全てのトレードで勝たないといけないと思ってるからです。


買ったなら買ったで、また空売りしたら

絶対に利益にしないといけないと思ってるからです。

ですからエントリーの際に“余計な”プレッシャーが

かかってしまうのです。

どんなトレードの上手な人でも100%な人はいません。

調子がいいなという月でも勝率6~7割といった

感じではないでしょうか。

また勝率にこだわっていても勝てません。

ご存知のように勝率5割でも最終的にプラスに

なっていれば勝てたということになります。

ですから、トレードは月単位であったり

または年単位でプラスになっていればOK!

これくらいに考えておくべきです。

どんなに石橋をたたいてエントリーしても

突然にブラックスワンが表れてマイナスに…

なんてことは避けて通れるものではありません。

ですからいつも勝つ、毎回勝つなんてことは

不可能で『トータル』でプラスにできればOK!

このように織り込んでエントリーしていきましょう。

特に真面目な方にこのような現象が多いようです。

トレードの目的は、毎回勝つことではなくて

最終的に利益を残して資産を増やすことです。

再度、目的を確認してがんばっていきましょう(^^♪