おはようございます。 カブックス神戸大阪・名古屋校講師の河端です。

 

各企業は、決算発表の時期を迎えております。

どちらかと言うとよい流れの決算発表が

多いような流れの予想となっています。


好決算はやはり企業の株価にとっては追い風になります。

(例外ももちろんありますが)


株式相場は経済のバイタルサインの一つでもありますから


押し上げる力にはなります。

しかし株式相場の動きは経済の変数という訳ではありません。


経済が良くなれば株価が上がる


悪ければ下がる。という方程式は説明のつかないことが多いのです。


やはり株式相場は独自に動いているものという考えも持たなければいけません。

経済が良くなってきたから株価が上昇したのではなく、


「株価が上昇したから、経済が良くなった」と言われている。


という解釈もできます。

しかし日経平均を押し上げるときはきっかけが必要です。


21000円超えは1999年以来の高値越えとなります。

やはり大きな壁があるようです。


超えるには株価の力だけでなくきっかけが必要です。


しかしそのきっかけが見当たらない・・


政権主導の官製相場はもう効果が薄い・・

かといってインパクトのある材料があるかと言うと・・


見当たらない。

海外に目を向けても不安要素の方が多い。


21000円を超えると株の景色もコロッと変わりそうですが


当面見当たりません・・。


しばらく今の相場は続きそうな気配ですね。


抜けるとしたら、勢いのある円安しかなさそうです。。

材料不足の今ですね。