株の賞味期限は短い
PUBLISHED: 2019.05.14
TAGS:
PUBLISHED: 2019.05.14
TAGS:
生徒さんから、
「そろそろこの銘柄買いですかね?」
と相談される銘柄があります。
『そろそろ』
と言われるように、
ずーっと低迷している銘柄が、
「株価も割安だし、もう上がってくるのではないか?」
と思われるようです。
ですが、
「天井3日、底100日」
という相場の格言があります。
過熱した人気によって上昇した株が、
その後どのような動きをたどるのか?
ということを示すものです。
特に話題性によって大きく上昇した株などは典型的で、
高値掴みをしてしまって含み損を抱えている投資家が、
上値が抑えつけられやすくなっており、
そこから上がりにくい・・
一度下がった株価が戻すには、
それなりの時間とエネルギーが必要です。
底100日(約3カ月と数日)
というわけです。
底だと思って買っても、
しばらく株価が上がらない・・
また相場が大きく上昇しているような場面では、
天井付近にいる期間は極めて短い。
天井3日というように、
利食いタイミングの判断が遅くなってしまうと、
逃げられなくなってしまうのですね。
落ち始めた株価は整理が進むまで時間がかかる。
というわけで、売買のタイミングは、
安易に判断せず、
しっかりテクニカルで買いポイントを探し、
利食いのタイミングも大きく欲張らずに、
「天井3日」と心得てさっさと売る。
売買のタイミングは慎重に、
判断を早くしていきましょう!
© 2018 オービー, Inc.
コメントを入力する